【最新版】求人の多いプログラミング言語やこれから注目の言語とは…!?

【最新版】求人の多いプログラミング言語やこれから注目の言語とは…!?

ITエンジニアへの転職を目指す上で重要なことは、「どのプログラミング言語を習得すべきか」ということです。プログラミング言語にも流行り廃りがあり、習得している言語の違いでエンジニアとしての市場価値は大きく変わります。需要とマッチした言語を習得できていなければ、収入やキャリアアップの面で満足のいく仕事は見つかりにくくなるかもしれません。

今回は、求人が多い人気のプログラミング言語や、今後、需要が高まると予想される注目の言語について解説していきます。

 

2019年、最も求人数の多かった言語は…

 

さまざまなプログラミング言語があるなかで、求人数の多いプログラミング言語は何かという点は気になるところではないでしょうか。そこで、ITエンジニア・デザイナーの転職サイト発表が2019年に発表した言語別の求人案件数ランキングを紹介し、その特徴と傾向を見ていきたいと思います。

 

・プログラム言語別求人案件数ランキング

1位 Java

2位 PHP

3位 Ruby

4位 C#/C#.net

5位 JavaScript

6位 Python

7位 Objective-C/Swift

8位 C/C++

9位 HTML

10位 Android

以下、Unity、VB.net、Go、Scala、Perl、VBA、COBOLと続きます。

1位のJavaは求人全体の31%を占めており、今後、ブロックチェーンサービスやスマホ決済サービスなどでさらに需要が拡大するとみられています。

2位はPHPですが、近年は求人数が減少傾向にあるようです。PHPの求人が減少している要因のひとつとしては、企業が新規プロジェクトを立ち上げる際に、RubyやPythonといった新しい言語を採用するケースが増えているといった背景が挙げられます。

3位のRubyは日本で開発された言語ということもあり、国内のプログラミングスクールで扱われるケースが増加しています。若い世代のRuby習得率が上がってきており、Rubyを習得した若手人材を積極的に採用している企業が目立ちます。

6位のPythonは、世界的に注目を集めている言語で、国内の求人数の伸びは過去最大を記録しています。Pythonは、AIやディープラーニングの開発で欠かせない言語になっており、今後この分野の将来的な市場拡大を考えると、Pythonの需要はさらに伸びるとみていいでしょう。

 

ランキング上位の言語にはどんな特徴が?

 

ランキング上位の言語について、詳しい特徴を見ていきましょう。

・Java

Javaは1992年にアメリカで開発されたプログラミング言語です。もともとは家電製品向けに作られた言語ですが、ネットの発達によってWebの世界でも広く用いられるようになました。

Javaがプログラミング言語として今でも人気なのは、さまざまな仕事に直結しやすいというメリットがあるからです。JavaはWebサービスだけでなく、PCアプリ、Androidアプリ、業務システム開発、デスクトップアプリ、家電製品など、用いられる分野が非常に広いため求人の数も多く、仕事に結びつきやすいのです。トレンドに左右されず、習得することで幅広く活用できるという点が、Javaが人気である最大の理由といえるでしょう。

 

・PHP

PHPは「Personal Home Page」の略で、その言葉のとおりホームページを作るための言語として開発されたものです。世界のWebページの3分の1がPHPで作られているといわれるほど、Web業界においては基本といえる言語です。

PHPはネットの発達と共に、WEBアプリケーション専用の言語として進化してきました。具体的には、ブログの作成、SNSの作成、ECサイトの作成、ログイン画面の作成など、Webにおけるさまざまな開発に用いられます。

 

・Ruby

Rubyは日本人のまつもとゆきひろ氏が手掛けたオブジェクト指向スクリプト言語です。主にWeb開発を中心に用いられる言語で、Webアプリ、ブログ、SNS、ECサイトなど幅広い分野で使用されています。Rubyを使用して作られたサイトの例としては、クックパッド、フールー、グノシー、食べログ、ウォンテッドリーなどがあります。

Rubyが向いていない分野は、スマホアプリ開発と機械学習です。この二つの分野はPython、Swift、Javaといった言語のほうがはるかに作りやすく、Rubyでの作成は不向きといわれています。

 

これからのIT・Web業界における注目の開発言語はこれだ!

 

プログラミング言語は日々進歩しており、さまざまな言語も生まれています。ここからは、求人数はまだ少ないものの、将来的に需要の伸びが期待できる言語をご紹介しましょう。

 

・Go

Goは、2009年にGoogleが開発したオープンソース型のプログラミング言語で、「Go言語」「golang」とも呼ばれます。求人数ランキングでは下位に位置していますが、プログラミングの課題を解決するサイトHackerRank調査の「2019年 エンジニアが学びたいプログラミング言語ランキング」では1位にランクインしているなど、近年特に注目度の高い言語です。

Goの特徴は、コードが非常にシンプルでばらつきが少ないという点です。誰が書いても読みやすいシンプルな言語でありながら、高性能な機能を実現できるというのは大きなメリットといえます。加えて、軽量で高速なのでコストパフォーマンスが優れる、並列処理に強い、拡張性が高いなど、効率面でも非常に優れた言語です。

国内企業でGoを採用している企業としては、メルカリ、ドワンゴ、ピクシブ、パーソルキャリアなどがあります。GoはGoogleが推進しているということもあり、今後世界的に浸透して需要が高まる可能性があり、将来性は十分にあるといえるでしょう。

 

・Kotlin

Kotlinは2011年に開発されたプログラミング言語で、「2019年 エンジニアが学びたいプログラミング言語ランキング」では2位にランクインしています。2017年には、GoogleがAndroidの開発言語としてKotlinを正式に採用したことで注目が高まりました。

Kotlinの大きな特徴は、Javaとの互換性(相互運用性)が100%であるという点です。KotlinからJavaを呼び出すこと、逆にJavaからKotlinを呼び出すことができるので、KotlinとJavaの併用によって開発工程やコストを大幅に下げることができます。

KotlinはJavaよりもコードが簡潔で読みやすいので、エラーを回避しやすいというメリットもあります。そういう意味ではJavaよりも安全性が高く、初心者でも学びやすい言語といえるでしょう。

 

 

これからプログラミングを始める人はどの言語を勉強すればいいの?

 

エンジニアに転職したいといっても、ただ単に求人数の多い言語や人気の言語を勉強すればいいというわけではありません。エンジニアとしてどんな仕事をしたいのか、どんな開発に携わりたいのか、といった部分でも、学ぶべき言語は異なってきます。

ゲーム開発がしたいのに、Web中心に使用されるRubyだけを学んでも意味がありません。「エンジニアとして何がしたいのか」ということを踏まえて、どの言語を学ぶべきかを検討しましょう。

 

・Web開発

Webを専門としたエンジニアは「Webプログラマー」と呼ばれます。Web系の開発に携わりたいという人は、こちらの職種になります。主な使用言語は、Java、PHP、Ruby、Python、JavaScriptなどです。これらの言語のうち、近年は将来性や需要の高さという点からRubyとPythonを学ぶ人が増加しています。

 

・業務系開発

「業務系プログラマー」は、基幹システム、経理システム、在庫管理システム、ECサイト開発といった主に業務システムの開発を担います。使用言語は、Java、C#、VB、JavaScriptなどです。業務系プログラマーは新規プロジェクトの開発よりも、既存システムのメンテナンスや管理・保守の業務が中心になる傾向があります。

 

・ゲーム開発

ゲーム開発に携わるエンジニアは「ゲームプログラマー」と呼ばれます。ゲーム開発はコンシューマーゲーム、ブラウザゲーム、スマホゲームの3つが中心です。使用される言語は、C#、C++、JavaScript、Swift、Lua、Rubyなどで、ゲーム開発では特にC#を使う頻度が多いとされます。会社で上手くヒット作に携わることができれば、ゲームプログラマーとしてのキャリアや地位を高めていくことができるでしょう。

 

・スマホアプリ開発

スマホアプリ開発に携わる場合、必要となる言語はJava、C#、Objective-C、JavaScript、Swift、Kotlinなどです。このうち、SwiftやKotlinといった比較的新しい言語は扱えるエンジニアも少なく、需要の高さを背景に未経験からでも参入できるチャンスは十分にあるでしょう。

 

まとめ

 

プログラミング言語を学ぶ上で重要なことは、学ぼうとしているプログラミング言語の需要と将来性をしっかりと見極めることです。今、流行している言語であっても、5年後、10年後はどうなっているか分かりません。今人気がある言語というだけでなく、今後伸びしろがありそうな言語、世界的に需要が高まりそうな言語をキャッチし、先取りで勉強しておくことで、時流に乗ったエンジニアになれる可能性が高まります。

需要以外の部分では、やはり「エンジニアとして何を作りたいか」という、仕事としての「

やりがい」の面を考えることも大切です。どれだけ需要のある言語を扱えても、「この仕事をしていて楽しい」と思えなければなかなか長くは続かないものです。エンジニアとして充実した日々を送るためにも、やりがいが感じられる仕事を選ぶようにしましょう。