【2021年最新版】求人の多いプログラミング言語やこれから注目の言語とは?

【2021年最新版】求人の多いプログラミング言語やこれから注目の言語とは?

【2021年最新版】求人の多いプログラミング言語やこれから注目の言語とは?

ITエンジニアへの転職を目指すうえで重要なポイントの一つが、「どのプログラミング言語を習得すべきか?」ということです。プログラミング言語にも流行り廃りがあり、習得している言語の違いでエンジニアとしての市場価値は大きく変わってきます。需要とマッチした言語を習得できていなければ、満足のいく転職先を見つけにくく、収入アップやキャリアアップを図るのが難しくなるかもしれません。

今回は、求人が多い人気のプログラミング言語や、今後、需要が高まることが予想されている注目のプログラミング言語について解説していきます。

求人数の多いプログラム言語ランキングBest10

求人数の多いプログラム言語ランキングBest10
1位のJavaは求人全体の約20%を占めている人気のプログラミング言語。今後、ブロックチェーンサービスやスマホ決済サービスなどで、さらに需要が拡大していくと予測されています。

2位のJavaScriptは求人全体の約15%を占めています。世界的にも人気が高く、ニーズの尽きることのないプログラミング言語だと言えるでしょう。

3位のPHPは求人全体の約14%を占めています。2位のJavaScriptとは僅差ですが、近年は求人数が減少傾向にあるようです。PHPの求人が減少している要因としては、企業が新規プロジェクトを立ち上げる際に、RubyやPythonなどの新しいプログラミング言語を採用するケースが増えていることが挙げられます。

4位のPythonは世界的にも注目度が高まっているプログラミング言語で、国内の求人数の伸びは過去最大を記録しています。AI開発やディープラーニングの領域で欠かせないプログラミング言語であり、AI分野の市場拡大を考えるとPythonの需要はさらに伸びていくことが見込まれます。

・1位:Java

avaは、1992年にアメリカで開発されたプログラミング言語です。もともとは家電製品向けに作られた言語ですが、ネットの発達によってWebの世界でも広く用いられるようになりました。現在もJavaを習得するエンジニアは多く、高い人気を誇っています。

Javaが数多くのエンジニアから支持されているのは、仕事に直結しやすいというメリットがあるからです。JavaはWebサービスだけでなく、デスクトップアプリ、Androidアプリ、業務システム開発、家電製品など、幅広い分野で用いられているため求人数も多く、仕事に結びつきやすいプログラミング言語だと言えます。トレンドに左右されず、習得することで幅広い仕事に携わることができるのは、Javaが高い人気を誇る大きな理由だと言えるでしょう。

・2位:JavaScript

JavaScriptは、1995年に誕生したプログラミング言語です。Webサイト上でバナー広告を表示させたり画像をスライドさせるなど、Webサイトに動きをつける際に使用されます。なお、JavaScriptはクライアントサイド言語ですが、「node.js」というフレームワークを使うことでサーバサイドの開発も可能になります。

JavaScriptはWebサイト制作においてユーザービリティの向上を担っており、Web業界で働くエンジニアにとっては必須のプログラミング言語だと言えます。世界的に見ても人気がある言語なので、当面は需要が大きく低下することはないでしょう。

・3位:PHP

PHPは「Personal Home Page」の略で、その名のとおり、ホームページを作るために開発されたプログラミング言語です。「世界のWebページの3分の1はPHPで作られている」と言われるほど、Web業界においては基本中の基本。WebサイトやWebアプリを開発したいなら、確実に習得しておきたい言語です。

PHPはインターネットの発達とともに進化を遂げてきた言語であり、ブログの作成、SNSの作成、ECサイトの作成、ログイン画面の作成など、Webにおける様々な開発に用いられます。PHPができればWordPressの高度なカスタマイズも可能になり、より自由度の高いWebサイトを作ることができます。PHPには豊富で使いやすいWebフレームワークがあるので、Webアプリ開発で困ることがありません。一方で、Web開発に特化した言語なので、スマホアプリやデスクトップアプリの開発には向きません。

・4位:Python

Pythonは数値計算や統計量解析のライブラリが豊富にあり、AI(人工知能)開発やデータサイエンスの領域で使われることが多いプログラミング言語です。2010年代後半、AIやデータサイエンスへの注目度が高まるとともに、Pythonの需要も右肩上がりで拡大を続けています。

Pythonの最大の特徴とも言えるのが、文法がシンプルでコードの記述が少ないことです。書きやすく読みやすいので、初心者でも学びやすいプログラミング言語だと言われます。特に、AIやディープラーニングに興味があるエンジニアにはおすすめのプログラミング言語です。

・5位:Ruby

Rubyは日本人のまつもとゆきひろ氏が手掛けたオブジェクト指向スクリプト言語です。Web開発を中心に用いられるプログラミング言語で、Webアプリ、ブログ、SNS、ECサイトなどで使われています。Rubyで作られたWebサイトとしては、COOKPAD、Hulu、グノシー、食べログ、Wantedlyなどが挙げられます。

日本で開発されたプログラミング言語ということもあり、国内のプログラミングスクールで扱われるケースが増えています。日本語での解説サイトやリファレンスも豊富にあるので、日本人にとって学習しやすいプログラミング言語だと言えるでしょう。最近は、若い世代のRuby習得率が上がっており、Rubyを習得した若手人材を積極的に採用する企業が増えています。

・6位:C#

C#は、2000年にMicrosoftが開発したプログラミング言語で、C++とJavaをベースにしています。IDEの「Visual Studio」が開発をサポートするため、GUIアプリを簡単に作成できます。「ASP.NET」というWebフレームワークを使用してWebアプリケーションを開発することもできますし、「Unity」というゲームエンジンを使うことでゲームを開発すること可能です。

さらに、「Xamarin」というツールを使うことでクロスプラットフォームにも対応。Windows向けアプリだけでなく、Mac OSやiOS、Android向けのアプリも開発できます。C#の文法はJavaに似ているところが多いので、C#が使えればJavaを習得するのも比較的簡単です。

・7位:Swift

Swiftは、Appleが2014年に発表し、2015年にオープンソース化したプログラミング言語で、Apple製品向けのアプリ開発に使われます。iOSやMacのアプリ開発には長らくObjective-Cが使われてきましたが、Swiftの登場によって新旧交代が起こっています。

Swiftの特徴は、高速処理ができることや不具合やバグが起こりにくいことです。Objective-Cとの互換性があり、Objective-Cコードに簡単に組み込むことができます。また、SwiftはRuby、Python、Javaなどのプログラミング言語の良いところを取り入れることで、分かりやすく学習しやすいように工夫されています。

・8位:C++

C++は、C言語の拡張版として開発されたプログラミング言語で、C言語にオブジェクト指向を追加することでより効率的な開発を可能にしています。日本では「シープラプラ」「シープラ」と呼ばれます。C++は、Webアプリやゲームの開発、ロボット技術やIoT技術の開発に使われるほか、高速処理を実現できるので、画像解析が必要になるようなシステム開発にもよく使われています。速さだけでなく複雑なシステムにも対応できるので、処理速度が遅くなりがちな大規模なシステム開発に使われるケースも少なくありません。

C言語と互換性があり、C言語からC++に変更する際は、C言語のコードにC++で書き加えることができます。歴史が長く、後に登場するJavaやPython、PHPなどの基礎になったプログラミング言語なので、C++を習得すると他の言語の理解も早くなります。

・9位:Go

Goは、2009年にGoogleが開発したオープンソース型のプログラミング言語で、「Go言語」「golang」とも呼ばれます。求人数ランキングでは下位に位置していますが、HackerRank社が2020年2月に発表した「2020年にエンジニアが学びたいプログラミング言語ランキング」では1位にランクインするなど、近年は大きな注目を集めています。

Goの特徴は、コードがシンプルでバラツキが少ないことです。誰が書いても読みやすいシンプルな言語でありながら、高度な機能を実現できるのは大きなメリットだと言えるでしょう。加えて、軽量で高速なので、「コストパフォーマンスが良い」「並列処理に強い」「拡張性が高い」といった特徴も併せ持っています。国内企業では、メルカリ、ドワンゴ、ピクシブ、パーソルキャリアなどがプログラミング言語としてGoを採用しています。

・10位:Objective-C

Objective-Cは、C言語をベースにオブジェクト指向機能を追加したプログラミング言語で、iOSアプリやMac OSのアプリ開発に使われています。C言語をベースにしているため、基本的にC言語で使える関数や配列、データ型や構文などはObjective-Cでも使うことができます。

2008年にAppleがObjective-CをiOS公式開発言語としてから、ほとんどのiOSアプリ開発にObjective-Cを使われてきましたが、2014年に同じくAppleが発表したSwiftによって、現在は新旧交代が進んでいます。とはいえ、Objective-Cはプログラミング言語としての歴史が長く、実績や使用人口が多いため、まだまだ現役として活躍しています。

これからのIT・Web業界における注目の開発言語はこれだ!

これからのIT・Web業界における注目の開発言語はこれだ!
プログラミング言語は日々進歩しており、新しい言語も登場しています。求人数は少ないものの、将来的に需要の伸びが期待できるプログラミング言語をご紹介します。

Kotlin

Kotlinは2011年に開発されたプログラミング言語で、2017年にGoogleがAndroidの開発言語として採用したことで注目が高まりました。HackerRank社が2020年2月に発表した「2020年にエンジニアが学びたいプログラミング言語ランキング」では、3位にランクインしています。

Kotlinの大きな特徴は、Javaとの互換性が100%であることです。KotlinからJavaを呼び出すことも、JavaからKotlinを呼び出すこともできるので、KotlinとJavaの併用によって開発工程や開発コストを大幅に削減することができます。KotlinはJavaよりもコードが簡潔で読みやすく、エラーを回避しやすいというメリットもあります。Javaに比べ安全性が高く、初心者でも学びやすいプログラミング言語と言えるでしょう。

TypeScript

TypeScriptは、2012年頃にマイクロソフトが開発したJavaScriptを進化させたプログラミング言語です。Googleの社内標準言語として採用されたことからも、将来性の高さが伺えます。

TypeScriptは、JavaScriptでは難しかった中規模〜大規模な開発をするために作られたプログラミング言語でもあります。大人数が参加する大規模なプロジェクトでも、TypeScriptならコーディングの効率化や統一化が簡単にできます。また、JavaScriptと互換性があり、TypeScriptからJavaScriptライブラリを使うことができます。

Scala

Scalaは、オブジェクト指向と関数型プログラミングを合わせたプログラミング言語で、Javaを改良して開発されました。安全性に優れていることから、Twitterなど巨大システムの開発にも使われています。AI(人工知能)の実装に用いられることもあり、今後注目のプログラミング言語と言われています。

Scalaは、構造がシンプルでコードの記述量が少なく、Javaに比べると約半分のコード量で記述できます。Javaの特徴を引き継いでいるため、Webやスマホのアプリ開発などJavaでできることならほとんどのことができます。Javaとの互換性も高く、Javaの膨大なライブラリはScalaでも利用可能です。

これからプログラミングを始める人はどの言語を勉強すればいいの?

これからプログラミングを始める人はどの言語を勉強すればいいの?
エンジニアとして活躍したいと言っても、ただ単に求人数の多い言語や人気の言語を勉強すればいいというわけではありません。「エンジニアとしてどんな仕事をしたいのか?」「どんな開発に携わりたいのか?」といった目的や理想によって、学ぶべきプログラミング言語は変わってきます。

ゲームの開発がしたいのに、Webを中心に使われるRubyを学んでもあまり意味はありません。「エンジニアとして何がしたいのか?」を明確にしたうえで、どのプログラミング言語を学ぶかを検討していきましょう。

Web開発

Web開発を専門としたエンジニアは「Webエンジニア」と呼ばれます。Webエンジニアの主な使用言語は、Java、PHP、Ruby、Python、JavaScriptなどです。近年は、将来性や需要の高さからRubyやPythonを学ぶ人が増加しています。

業務系開発

業務系エンジニアは、基幹システムや経理システム、在庫管理システムなど、主に業務システムの開発をおこないます。主な使用言語は、Java、C#、VB、JavaScriptなどです。業務系エンジニアは、新規プロジェクトの開発よりも、既存システムのメンテナンスや管理・保守の業務が中心になる傾向にあります。

ゲーム開発

ゲーム開発に携わるエンジニアは「ゲームエンジニア」と呼ばれます。開発するゲームは大きく、コンシューマーゲーム、ブラウザゲーム、スマホゲームの3つに分類されます。主な使用言語は、C#、C++、JavaScript、Swift、Lua、Rubyなどで、ゲーム開発では特にC#を使う頻度が高くなります。

スマホアプリ開発

スマホアプリ開発に携わる場合、必要になるプログラミング言語はJava、C#、Objective-C、JavaScript、Swift、Kotlinなどです。これらの言語のなかでも、SwiftやKotlinなどの比較的新しい言語は扱えるエンジニアが少ないため、習得すれば有利な転職ができるでしょう。

【2021年最新版】求人の多いプログラミング言語やこれから注目の言語とは?まとめ

プログラミング言語を学習するうえで重要なことは、学ぼうとしているプログラミング言語の需要や将来性を見極めることです。今流行しているプログラミング言語でも、5年後、10年後はどうなっているか分かりません。今人気がある言語というだけでなく、今後伸びしろがありそうな言語や、世界的に需要が高まりそうな言語をキャッチして先取りで学習しておくことで、市場価値の高いエンジニアになれる可能性が高まります。

もちろん、「エンジニアとして何を作りたいのか?」という、やりがいや目的を明確にすることも大切です。どれだけ需要のあるプログラミング言語を習得していても、「開発が楽しい」と思えなければ長くは続きません。エンジニアとして充実した日々を送るためにも、仕事のやりがいにつながるプログラミング言語を学習するようにしましょう。

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