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システムエンジニアの平均的な年収と仕事内容を紹介

システムエンジニアの年収と仕事を紹介!

システムエンジニアは、1つのシステムを作り上げるなかで様々な役割を果たす職種です。システムエンジニアの業務はシステムの企画からシステムの保守までと多岐にわたり、システム開発において欠かせない存在です。今回は、システムエンジニアの仕事内容や年収、必要なスキルやキャリアパスについて解説していきます。システムエンジニアとして転職を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアの平均年収

厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査(平成28年)によると、システムエンジニアの平年年収は、394万円~607万円が目安です。日本の一般労働者全体の平均月収30万円から計算した年収が約360万円なので、システムエンジニアの平均年収はやや高めと言えるでしょう。

・20代で約400万円、30代で約530万円が中心

システムエンジニアの平均的な年収は20代で394万円、30代で533万円です。ただし、入社直後の初任給の平均は21万円ほどのケースも見られます。システムエンジニアをはじめとするITエンジニアは、実務経験を重ねてスキルが磨かれることによって年収が上がっていく傾向にあります。そのため、経験を積み重ねた30代の人材は、転職マーケットでも需要が高まる傾向にあります。システムエンジニアが転職による年収アップを狙うためには、個人のスキルアップが不可欠だと言えるでしょう。

・40~50代で年収のピーク

40代のシステムエンジニアの平均年収は607万円です。40代後半から50代前半で年収のピークを迎え、平均で689万円となります。一般企業に勤める40代の平均年収が477万円であることを考えると、40代のシステムエンジニアの平均年収は高水準だと言えるでしょう。

システムエンジニアの年収が高い理由の一つに、IT業界全体の人手不足が挙げられます。IT業界そのものが急速に成長しているため、IT人材の供給よりも需要が高い状態が続いており、優秀な人材の争奪戦になっています。そのため、給与水準が上がっていると考えられます。また、人材不足で残業が発生しやすいことも、システムエンジニアの年収を押し上げている一因と言えそうです。

IT業界は様々な業種に細分化され、業種ごとに平均年収の差があります。たとえば、金融系は大規模な開発になることが多いため、全体的な年収も高い傾向にあるのが特徴です。

また、アジア圏内と比較した場合、日本国内のシステムエンジニアの平均年収は高水準ですが、英語力を活かして外資系企業のシステムエンジニアに転職することで、さらに年収アップを実現することも可能です。

IT化の推進によって、システムエンジニアは様々な分野で活躍しています。各分野での専門知識に加え、社内外におけるコミュニケーション能力やシステム開発の知識・スキルを磨くことで人材価値が高まり、有利な転職ができるはずです。

システムエンジニアの仕事内容

システムエンジニアの仕事内容は、プロジェクトの「上流工程」と「下流工程」のどちらを担当するかによって変わってきます。上流工程のシステムエンジニアは、必要事項をまとめる「要件定義」や、実装する機能や仕様などの詳細を決める「設計」を担当します。

なお、発注企業との要望のすり合わせをおこなう「企画」や、予算や人員の確保、進捗管理などの「マネジメント」もシステムエンジニアが担当することがあります。また、問題解決の手段が実現可能なのかチーム内で調整することが求められた場合、その結果を発注企業へフィードバックし、仕様の調整を進めるのもシステムエンジニアの役割です。

下流工程のシステムエンジニアは、プログラミング作業で機能を実装していく「開発」や、実装した機能の「テスト」、すでに稼働しているシステムの修正やメンテナンスをおこなう「運用・保守」などを担当します。

システムエンジニアのなかには、「社内システムエンジニア(社内SE)」という職種もあります。他社のシステム開発ではなく、自社のシステム開発や運用を担当しますが、企業によって仕事内容は大きく異なります。社内システムエンジニア(社内SE)については以下の記事で詳しく解説しています。

>> 社内SEへの転職を検討中の方は必見!

システムエンジニアに必要なスキル

システムエンジニアに必要なスキル

システムエンジニアがシステム開発をおこなうときに大切なのは、クライアントのニーズを正確にくみ取り、最適なソリューション(システム)を提供することです。特に企業のシステム開発をおこなう場合は、要求されるシステムに関連した専門知識が求められることも少なくありません。システムエンジニアがこれらの業務を遂行するためには、以下のようなスキルが必要となります。転職時にも重視されるスキルであり、これらのスキルが高い人ほど転職活動を有利に進められます。

コミュニケーション能力

システムエンジニアの仕事である要件定義においては、クライアントやプロジェクトメンバーとのやりとりが不可欠です。要件定義では企業の要望をヒアリングし、プログラマーに正確に伝える必要があります。また、問題の解決策を分かりやすく説明しなければなりません。転職時の面接でも、円滑かつ正確にコミュニケーションできることは重視されます。

技術的な知識

クライアントの要望をヒアリングし、要求されるシステムを実現ためにはどのような要件定義や設計が必要なのかを導き出すのはシステムエンジニアの重要な仕事です。最適解を導き出すには、技術的な知識が欠かせません。IT業界のトレンドは目まぐるしく変化しているため、常に最新の技術や知識を習得しておかないと最適な要件定義やシステム設計はできないでしょう。

クライアントの要求をプログラマーへ伝える際にも、プログラミングの基礎知識があれば問題を解決する手段が実現可能か否かをスムーズに判断できます。ソフトウェアだけではなくハードウェアやデータベースなどの技術的な知識を持っていると、仕事の幅が広がるだけでなく、転職においても有利になるでしょう。

論理的な思考力

要件定義や設計において論理的思考力は必要不可欠です。システムエンジニアは、クライアントの要望をもとに要件定義をおこないます。この際、クライアントが抱える問題をいかにして解決するのかを、論理的に説明できなければいけません。プログラマーに指示を出す際も同じことが言えます。問題解決に至るまでの方法が論理的でなければ、求めるシステムを実現することは難しくなってしまうでしょう。

転職時の面接でも論理的思考力は重視されるポイントになってくるので、日頃からロジカルに考え、ロジカルに伝えることを意識しておくことが大切です。

マネジメントスキル

将来、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーといったポジションを目指すシステムエンジニアは少なくありません。このようなゼネラリスト志向のシステムエンジニアにとって、マネジメントスキルは不可欠です。また、ゼネラリスト志向ではないシステムエンジニアも、30代後半~40代になってくるとマネジメントスキルが求められるようになります。

システムエンジニアとしてキャリアアップ転職をしたいなら、日頃からチーム全体をまとめて成果を上げることを意識しなければいけません。常にチーム全体を見渡して、品質、コスト、納期の管理を中心にマネジメントスキルを磨いていく必要があります。

システムエンジニアのキャリアパス

システムエンジニアのキャリアパス

システムエンジニアとして経験を積み重ねていった先のキャリアパスとしては、主に以下の3つが考えられます。

プロジェクトマネージャー

システムエンジニアのキャリアパスとしてイメージする人が多いのが、プロジェクトマネージャーでしょう。プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体のマネジメントを担当します。プロジェクトの立ち上げから納品までの間に、全体のスケジュール管理や予算管理、プロジェクトメンバーのシフト管理など、様々な管理業務を一手に担うポジションです。

責任は重大ですが、そのぶんやりがいは大きく、平均年収も高いので、プロジェクトマネージャーへ転職するシステムエンジニアは少なくありません。プロジェクトマネージャーについては以下の記事でも詳しく解説しています。
>> プロジェクトマネージャー(PM)の将来性や年収、転職に必要なスキルとは?

ITスペシャリスト

システムエンジニアとして専門知識を深めていくことで、ITスペシャリストというキャリアパスを描くこともできます。ITスペシャリストは、プラットフォームやアプリケーション、ネットワークやデータベースなど、特定の分野を極めたエンジニアのことです。専門性の高さを生かして、他のシステムエンジニアができないような難易度の高いシステム開発を請け負うケースも多々あります。

管理職になるよりも、現場で技術を追求し続けたい人に向いているキャリアパスだと言えるでしょう。近年では特に、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などの最新技術に対応できるITスペシャリストが求められており、転職マーケットにおいても好条件の求人が増えています。

ITコンサルタント

システムエンジニアからITコンサルタントに転職して、キャリアアップを実現する人も増えています。ITコンサルタントは、IT活用を中心とした経営コンサルティングをおこなう職種で、ITテクノロジーを活用してクライアントの経営課題を解決していきます。ITの力でクライアントの課題を解決するという点ではシステムエンジニアの仕事と似ていますが、システムエンジニアよりも経営に近い上流工程で課題解決をおこなうのがITコンサルタントの特徴です。

システム開発に関する知識・スキルだけでなく、経営に関する知識やクライアントの業界知識なども必要になりますが、そのあたりを磨いていくことができれば、ITコンサルタントとしての転職の道も拓けてくるでしょう。

 

システムエンジニアの年収と仕事を紹介!についての【まとめ】

システムエンジニアは今後も継続的な需要が見込めるうえに、一般的な会社員よりも高い年収を目指すことができる職種です。より良い条件を求めて転職するシステムエンジニアも増えています。スキルを磨き、実績を重ねることで、プロジェクトマネージャーやITスペシャリスト、ITコンサルタントといったキャリアパスを描けるのも、システムエンジニアの魅力だと言えるでしょう。

システムエンジニアについては以下の記事でも詳しく解説しています。
>> システムエンジニアに(SE)が転職・キャリアアップを考える際に押さえるべきポイント

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