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コンシューマーゲームとは?特徴とゲームの違いについてご紹介

現代ではさまざまなゲームの種類がありますが、『ゲーム』という言葉が日本で定着したきっかけには『コンシューマーゲーム』の存在が欠かせません。この記事では、コンシューマーゲームの特徴やその他のゲームの違いについて説明をしています。ぜひともご確認ください。

  1. コンシューマーゲームとは?

コンシューマーゲームとは、『家庭用ゲーム機』を意味する言葉です。『Nintendo Switch』などの特定の専門機器を用いてプレイするゲーム類を指し、ソーシャルゲームやスマートフォンゲームとは区別して扱われています。また、コンシューマーゲームは日本で定着した家庭用ゲーム機器の呼称であり、英語ではconsole gameに相当します。

 

  1. ソーシャルゲーム

ソーシャルゲーム(略称はソシャゲ)はSNS上でプレイをするゲームのことで、日本国内ではDeNAやGREEといったSNS内で利用されるゲームとして発展していきました。その後、mixiやFacebook、LINEなどのSNSもソーシャルゲームを開発していき、スマートフォンの登場とともに市場も発展していきました。

 

「ソシャゲ」と聞くと、スマートフォン上でプレイをするゲームを連想される方も多いと思います。しかし、ソーシャルゲームはSNS上でプレイをするものになりますので、次に説明をするスマートフォンゲームとは厳密には意味が異なります。

 

  1. スマートフォンゲーム

スマートフォンゲームとは、スマートフォンでアプリをダウンロードしてプレイするゲームのことです。ソーシャルゲームと違い、SNS上でプレイするものではなく、単独のゲームとしてスマートフォンでプレイするものを指します。しかし、広義ではスマートフォンゲーム=スマートフォンでプレイするゲーム、という解釈も存在するため、スマートフォンでプレイするソーシャルゲームを含むこともあります。

 

  1. コンシューマーゲームとの違い

コンシューマーゲームとソーシャルゲーム、スマートフォンゲームとの違いは、ゲームをプレイするための専用機器があるかないか、となります。ソーシャルゲームが発展していくまでは、ゲームといえばコンシューマーゲームを指すことが一般的でした。しかし現在では、上述した3つやパソコンゲームなどもあり、ゲームの内容が多様化していると判断できます。

 

  1. 代表的なコンシューマーゲーム機器

日本でコンシュマーゲームが定着したきっかけは、1983年に任天堂から発売された『ファミリーコンピュータ』でした。それ以降も任天堂は『ゲームボーイ』や『スーパーファミコン』を発表し、海外でも成功しています。ここでは任天堂以外の会社も含めた、代表的なコンシューマーゲームを、据え置き型と携帯型に分けてお伝えします。

 

  1. 据え置き型

任天堂のファミリーコンピューター以降、セガの『セガ・マークIII』、『セガサターン』、NEC HEとハドソンの『PCエンジン』などが発売されたのち、当時はコンシューマーゲームを販売していなかったSONYが『PlayStation』を発売、PlayStationは大ヒットをし、現在までシリーズ機が続いています。その他には、任天堂の『Wii』、『WiiU』、Microsoftの『Xbox』などがあり、現在では任天堂、SONY、Microsoftが据え置き型コンシューマーゲームの有力企業となっています。

 

  1. 携帯型

携帯型のコンシューマーゲームとは、任天堂の『ゲームボーイ』のように持ち運びができるゲーム機器を指します。任天堂では『ニンテンドーDS』や『ニンテンドー3DS』、『Nintendo Switch Lite』、SONYでは『PlayStation Portable』や 『PlayStation Vita』などが該当します。加えて、2022年には米国のValve Corporationが携帯型ポータブルPCの『Steam Deck』を発売し、今後の動向が注目されています。

 

また、株式会社マレが運営するゲームメディアの『電ファミニコゲーマー』では、家庭用ゲーム機を指す言葉としてなぜコンシューマーゲームという名称が使われているのかについて解説をしている記事があります。ゲーム機の歴史なども分かりますので、気になった方はぜひともご一読ください。

 

参考:「コンシューマー」? 「コンソール」? それとも……? 「家庭用ゲーム機」を指す言葉のちょっとややこしい歴史を徹底的に調べてみた

 

  1. 代表的なコンシューマーゲームのソフト

任天堂の『マリオシリーズ』、『ポケットモンスター』、スクエア・エニックスの『ファイナルファンタジー』、『ドラゴンクエスト』、CAPCOMの『バイオハザード』などが長期継続しているシリーズの代表的なものといえるでしょう。

 

  1. コンシューマーゲーム減少の理由

コンシューマーゲームのシェア率は、ゲーム=コンシューマーゲームが一般的な認識だった時代から減少しています。この項では、その要因について3つの視点からお伝えします。

 

  1. 開発の難易度と収益モデル

現代においては状況が変わってきておりますが、コンシューマーゲームはソーシャルゲームやスマートフォンゲームに比べて開発難易度が高い、という問題がありました。実際に、ソーシャルゲームなどが発展してきた初期の作品は、やり込み要素があってもストーリー性などが少なく、ゲーム自体の容量も少ないものが大半を占めていました。

 

それに対してコンシューマーゲームは、ソーシャルゲームなどに比べて容量が大きく、開発に時間がかかってしまいます。また、シリーズ化している代表作についているファンの期待に応えるためにも、作品によっては数年かけて開発をしていくことが普通でした。そのため、短いサイクルで開発できるものではなく、発売までにかかるコストも大きくなっています。

 

また、コンシューマーゲームの収益モデルは顧客のソフト購入がメインになるため、ソフトの販売本数を増やさないと増益にはなりません。しかし、ソーシャルゲームにはゲーム内課金があるため、ゲームが利用され続けている限り増益の可能性があります。その結果として、ソーシャルゲームのほうが利益を上げやすい状態が続いてしまい、コンシューマーゲームを開発する企業が減少してしまった、と考えることができます。

 

  1. ソーシャルゲーム・スマートフォンゲームの手軽さと売上向上

上述したように、ソーシャルゲームやスマートフォンゲームはコンシューマーゲームに比べて収益を上げやすいといった特徴がありました。また、コンシューマーゲームは専用機が必要ですが、ソーシャルゲームなどはスマートフォンがあればプレイできるという手軽さがあります。スマートフォン(携帯電話)は現代において誰もが持っているものともいえますので、今までゲームをしていなかった層もゲーム市場に流入し、ソーシャルゲーム業界が盛り上がっていったことは想像に難しくありません。

 

  1. ゲーミングPCの増加

コンシューマーゲームの登場以前からパソコンゲームは流通していました。しかし、技術進歩が進み、ゲームに特化したゲーミングPCの増加やFPS/TPSゲームなどの流行もあり、ゲーム=コンシューマーゲームといった認識ではなくなってきています。現在では、ご紹介したようなさまざまなプラットフォームでゲームができるようになっているため、ゲーム自体が多様化しているともとらえることができます。

 

  1. コンシューマーゲームが今再注目されている理由

コンシューマーゲームが再注目されている理由を3つの視点からお伝えします。

 

  1. 開発費の増加

上述したように、ソーシャルゲームなどの利点は収益を上げやすいモデルだったことが挙げられます。しかし、近年では人気作品にするためにグラフィックをきれいにしたり、人気声優の出演や壮大な物語の演出など、ソーシャルゲームが流行し始めた頃と比べると格段にクオリティが上がっています。クオリティの上昇は開発費の増加にもつながり、コスト面においてコンシューマーゲームとの差異が少なくなってきていると判断できます。

 

  1. 運営費の増加

ソーシャルゲームなどでは継続利用が大切になってくるため、日々の運営はもとよりユーザーが飽きないようにイベントなどを開催しています。イベントをおこなうためには、新たな企画の発案に始まりキャラクタービジュアルの作成、プログラミングなどといったコストが発生することになり、結果として運営費用は増加してしまいます。

 

  1. Nintndo SwitchとPlay Stationの売上増加

任天堂は『Nintendo Switch』がヒット商品となり、SONYの『PlayStation5』も2022年時点で全世界で2000万台が販売され、供給が追いついていない状態です。また、2020年に始まったコロナ禍における巣ごもり需要によってゲーム市場自体も拡大しました。

 

コンシューマーゲームのハード機が流通することにより、ソフトの開発が活発になります。任天堂では『スプラトゥーン』の大ヒットがあり、SONYでも人気のあるシリーズが続々と販売されています。そのような盛り上がりに加え、上述したようなソーシャルゲームなどの開発費や運営費の増加から、コンシューマーゲームがゲーム市場のシェアを再び拡大していく可能性があります。

 

参考:世界ゲーム市場は約22兆円に 国内市場はゲームアプリが1.3兆円

 

  1. コンシューマーゲームに関わる職業

コンシューマーゲーム作成に関わる職業をお伝えします。

 

  1. ゲームプランナー

ゲームプランナーとは、ゲームの企画立案や仕様書作成、プロジェクト進行など、全体の構成や管理を担当する職業です。ゲーム開発における重要な職務をおこなうため、経験を積んでから就業する上位職の立ち位置となります。ゲームプランナーの職務内容や転職方法についてまとめている記事がありますので、詳細は下記関連記事からご確認ください。

 

関連記事:ゲームプランナーに転職するには?スキル・年収について

 

  1. ゲームプログラマー・ゲームエンジニア

ゲームプランナーが作成した仕様書などにしたがって、ゲーム作成のためのプログラミングをおこなう職業です。コンシューマーゲーム開発では、C言語やC++などのプログラミングスキルが必要になります。また、ゲームプログラマーについてもまとめている記事がありますので、詳細は下記関連記事からご確認ください。

 

関連記事:ゲームプログラマの仕事とは?必要な能力・年収・将来性などをご紹介

 

  1. ゲームグラフィックデザイナー

キャラクターデザインやCGデザイン、グラフィックデザイン、エフェクトデザインなど、ゲーム内で表示されるビジュアルをデザインする職業です。また、デザインだけでなく、デザインしたものがリアルに見えるように2D/3DなどのCG(Computer Graphics)のスキルも必要になります。

 

下記関連記事では、これら以外のゲーム業界の職種をご紹介していますので、よろしければご確認ください。

 

関連記事:ゲーム業界の職種、徹底解剖!未経験でも転職できる?

 

  1. まとめ

最盛期から市場シェアを落としてしまったコンシューマーゲームですが、現在は上述してきた理由から活力を取り戻しつつあると判断することができるでしょう。

弊社R-Stoneは、IT/WEB/ゲーム系職種に特化した転職エージェントです。ゲーム業界に強いコンサルタントがあなたの転職活動をサポートしますので、ご入用の際は遠慮なくお申し付けください。

 

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