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転職コラム

【2021年最新版】エンジニアが不足してるって本当?今後の転職市場はどうなる?

【2021年最新版】エンジニアが不足してるって本当?今後の転職市場はどうなる?

近年のIT業界は「エンジニアが不足している」とよく言われます。実際に、IT企業の現場で働いている人もエンジニア不足を実感しているケースが多いようです。エンジニア不足の背景を知ることは、日本のIT業界の現状を理解するヒントになります。今後の自身の転職やキャリアを考えるうえでも、IT業界の現状と将来性を把握しておくことは大切です。

今回は、エンジニア不足の背景とともにIT業界の現状と将来性、主要なエンジニアの平均年収やエンジニアの転職方法などについて解説していきます。

エンジニアが不足しているのは本当なのか?

エンジニアが不足しているのは本当なのか?
エンジニア不足の現状について、具体的なデータを交えながらご説明します。

経済産業省が2019年3月に公表したIT人材の不足数

経済産業省は2019年3月に「IT人材需給に関する調査」と題した報告書を公開しました。この報告書には、IT人材の需要と供給にギャップが生じていることや、IT需要構造の変化によってIT人材が不足していることが記載されています。また、今後のIT人材不足を補うために、AIの活用や先端技術に対応した人材育成が必要であるとの指摘もなされています。

この報告書によると、2018年のIT人材の不足数は22万人、2019年は26万人、2020年は30万人となっています。2021年以降の予測も記載されており、2021年は31万人の不足、2022年は32万人の不足、そして2030年には約45万人のIT人材が不足するという見通しです。この数値は中位シナリオのものであり、上位シナリオによると2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足すると予測されています。 

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エンジニアが不足している理由

エンジニアが不足している理由
エンジニアが不足している主要な理由を見ていきましょう。

IT市場の急成長

IT技術が急速に発展し、その技術を活用した製品・サービスは大きな広がりを見せています。SNSやスマホアプリ、ゲームはもちろん、家電やアパレル、時計などの製造業においてもITテクノロジーが導入され、IoT(モノのインターネット)化が急速に進んでいるのが現状です。

このように、Web企業やIT企業に限らず多くの企業がIT技術を取り入れるようになったことでエンジニアの需要が大幅に拡大し、それがエンジニア不足の大きな要因になっています。

少子高齢化

少子高齢化が進む日本では、既存社員が高齢化・退職が進む一方で、新たな入職者が減少するという厳しい現実に直面しています。IT業界も例外ではなく、労働人口の減少とIT市場の成長・拡大のギャップがエンジニア不足をより顕著にしています。

IT技術の目まぐるしい進化

ITの世界では、急速に技術が進化しています。技術の流行り廃りが激しく、数年前にもてはやされたスキルでも現在は需要が縮小しているというケースは少なくありません。加えて、新しいスキルを習得しているエンジニアが少ないという現実もあります。IT技術の進化に追いつけていないエンジニアも多いために、企業のニーズにマッチした人材が不足しているという側面もあります。

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エンジニアの将来性、今後の転職市場

エンジニアの将来性、今後の転職市場
エンジニアとIT業界の現状および将来性、またキャリアアップの可能性について見ていきましょう。

エンジニアは当面、売り手市場が続く

経済産業省の報告書にもあるとおり、今後、エンジニアの数はさらに不足していくと予測されています。IT業界にとっては喫緊の課題だと言えますが、転職者の立場からするとエンジニアが不足しているからこそ需要が高く、有利な条件で転職しやすい状況だと言えます。今後もエンジニアは売り手市場が続くと予想されており、当面はエンジニアが職に困る可能性は低いと言えるでしょう。

IT業界は世界のビジネスを牽引している

世界の時価総額ランキングや企業市場価値ランキングを見てみると、そこにはIT企業がズラリと並んでいます。Amazon、Apple、Microsoft、Alphabet(Google)、Facebook、Alibabaなど、今や世界のビジネスを牽引しているのはIT業界と言っても過言ではありません。成長する業界がある一方で衰える業界もあるわけですが、IT業界は間違いなく前者であり、今後も安定的な成長が見込まれています。

IT技術の進歩とともにキャリアアップを目指せる

IT業界には常に新しい技術が流れ込んでおり、それに合わせて企業の採用ニーズも変化しています。常にトレンドを捉え、柔軟に新しい技術を習得していけば、エンジニアとして市場価値を高めることが可能です。最新技術を習得しているエンジニアは好待遇で迎え入れられ、必然的に年収アップ・キャリアアップを実現できます。絶えず新しいスキルを習得できるIT業界は、技術の進歩とともに自身もキャリアアップを目指せる業界だと言えるでしょう。

エンジニアの種類ごとに平均年収をチェック!

エンジニアの種類ごとに平均年収をチェック!
エンジニア不足が進むなか、あらゆる企業がエンジニアの獲得に奔走しており、他の職種に比べて好待遇でエンジニアを迎え入れています。では、実際にどのくらいの待遇が期待できるのでしょうか。求人情報に特化した検索エンジン「求人ボックス」を参考に、代表的なエンジニアの平均年収をご紹介します。

ソフトウェアエンジニア

ソフトウェアエンジニアとは、ITシステムやPC・スマホのアプリケーション、家電や自動車といった電気機器を制御するソフトウェアなどの開発を担うエンジニアのことです。ソフトウェアエンジニアの平均年収は「520万円」。ボリュームが多いのは494〜566万円の水準で、全体の給与幅としては349〜927万円となっています。

アプリエンジニア

アプリエンジニア(アプリケーションエンジニア)とは、Webアプリやスマホアプリ、業務系アプリなどのアプリケーションを開発するエンジニアのことです。アプリエンジニアの平均年収は「547万円」。ボリュームが多いのは480〜553万円で、全体の給与幅としては333〜921万円となっています。アプリエンジニアの転職については、以下の記事で詳しく解説しています。
>30代でアプリ開発エンジニアに転職する前に知っておくこと

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、ソフトウェアやシステムが動作する基盤の設計・構築・保守をおこなうエンジニアのこと。ネットワークエンジニアやサーバーエンジニア、データベースエンジニアやセキュリティエンジニア、クラウドエンジニアなどはいずれもインフラエンジニアに当たります。インフラエンジニアの平均年収は「547万円」。ボリュームが多いのは478〜549万円の水準で、全体の給与幅としては337〜903万円となっています。インフラエンジニアの転職については、以下の記事で詳しく解説しています。
>インフラエンジニア、転職に必要なスキルとは?

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアとは、クラウドサービスを利用してシステムの設計・構築・保守をおこなうエンジニアのことで、インフラエンジニアの一種として位置付けられます。クラウドエンジニアの平均年収は「594万円」。ボリュームが多いのは527〜605万円の水準で、全体の給与幅としては369〜998万円となっています。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、ネットワークやシステムのセキュリティ確保を主な業務とするエンジニアのことで、インフラエンジニアの一種として位置付けられます。セキュリティエンジニアの平均年収は「569万円」。ボリュームが多いのは525〜607万円の水準で、全体の給与幅としては361〜1,016万円となっています。

データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、データベースの開発・設計・運用をおこなうエンジニアのことで、インフラエンジニアの一種として位置付けられます。データベースエンジニアの平均年収は「543万円」。ボリュームが多いのは439〜510万円の水準で、全体の給与幅としては367〜939万円となっています。

Webエンジニア

Webエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションの設計・開発をおこなうエンジニアのことで、一般的にはフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分けられます。Webエンジニアの平均年収は「599万円」。ボリュームが多いのは406〜470万円の水準で、全体の給与幅としては342〜856万円となっています。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアとは、Webサイトの構築において、ユーザーの目に見える部分の設計やユーザーと直接データをやり取りする仕組みづくりを担うエンジニアのことで、Webエンジニアの一種です。フロントエンドエンジニアの平均年収は「588万円」。ボリュームが多いのは528〜602万円の水準で、全体の給与幅としては379〜974万円となっています。フロントエンドエンジニアについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>フロントエンドエンジニアになるための方法とは?

AIエンジニア

AIエンジニアとは、機械学習やデータ解析などのAI分野を専門とするエンジニアのことで、AIのプログラム開発やAIによって収集したデータ解析などを主業務としています。AIエンジニアの平均年収は「593万円」。ボリュームが多いのは462〜548万円の水準で、全体の給与幅としては377〜1,062万円となっています。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)とは、システムの要件定義・設計などの上流工程を担当するエンジニアのことです。システムエンジニアの平均年収は「496万円」。ボリュームが多いのは416〜490万円の水準で、全体の給与幅としては342〜934万円となっています。システムエンジニアの転職については、以下の記事で詳しく解説しています。
SEが転職・キャリアアップを考える際に押さえるべきポイント

プロジェクトマネージャー(PM)

プロジェクトマネージャー(PM)とは、プロジェクト全体の進行を管理し、予算や品質、納期に対して責任を負う職種のことです。システムエンジニアの上位職に当たり、システムエンジニアとして経験を積んだ人がキャリアアップしてプロジェクトマネージャーになるのが一般的です。プロジェクトマネージャーの平均年収は「619万円」。ボリュームが多いのは569〜665万円の水準で、全体の給与幅としては376〜1,148万円となっています。プロジェクトマネージャーの転職については、以下の記事で詳しく解説しています。
PMの将来性や年収、転職に必要なスキルとは?
※参考:人気職種の給料情報|給料ナビ|求人ボックス(更新日:2021年4月19日)

 

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エンジニアの転職方法

エンジニアが転職する方法として、代表的な方法をご紹介します。

転職求人サイトの利用

もっとも一般的な転職方法が、転職サイト・求人サイトを利用することです。転職を考える際、最初に「ネットで求人を探してみよう」と考える人も多いのではないでしょうか。エンジニアの転職で求人サイトを利用する際は、できるだけIT系に強いサイトを利用するのがおすすめです。IT業界に特化した求人サイトであればエンジニアの求人数も多く、理想の求人を見つけられる可能性も高くなります。また、サイトによっては、会員登録してこれまでの実績を掲載しておくことでスカウトをもらえるケースもあります。

転職エージェントの利用

転職エージェントは、希望職種に関する求人紹介や面接対策、キャリア相談など、転職活動を進めるうえで様々なサポートやアドバイスを受けることができるサービスです。利用者に対して専任の担当者が付いて、企業とのやり取りから面接の日程調整まで手厚いサポートを受けることができます。エンジニアとして転職を検討しているのであれば、IT業界に特化した転職エージェントを利用するのが賢明です。

個人的な人間関係(縁故)やSNSの活用

会社の先輩や上司、友人や親族など、個人的な人間関係を頼って就職先を紹介してもらう方法もあります。近年は、TwitterやFacebookなどのSNSを通して知り合った人をきっかけにして、転職を成功させる人も増えています。どんなつながりから転職のチャンスが巡ってくるか分からないので、普段からSNSを活用してIT業界の人とつながりを作っておくことも大切です。

【2021年最新版】エンジニアが不足してるって本当?今後の転職市場はどうなる?まとめ

IT業界は今後も安定的な成長が見込まれており、業界の成長にともなってエンジニアの需要も増加していくことが予想されています。今のエンジニアは有利な条件での転職が期待でき、年収アップやキャリアアップを目指すうえでもチャンスは大きいと言えるでしょう。すでにエンジニアとして働いている人も、これから新たにエンジニアを目指す人も、転職サイトや転職エージェントをうまく活用して自分らしいキャリアを描いていきましょう。

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