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転職コラム

エンジニアが転職で優良企業を探すためには?

エンジニアが転職で優良企業を探すためには?

エンジニアは将来性豊かな仕事ですが、一方で「つらい」「きつい」といったイメージもつきまといます。実際に「長時間労働に疲れた・・・」「プライベートな時間がない・・・」といった理由で転職を考える人も多くいます。転職をする際、誰もが優良企業で働きたいと考えますが、応募企業が優良企業かどうかを見極めるのは簡単なことではありません。今回は、エンジニアが転職で優良企業を探すためのポイントを中心に解説していきます。

エンジニアが転職したい優良企業の見極め方

エンジニアが転職する際、優良企業かどうかを見極めるポイントをご紹介します。以下に該当する企業がすべて優良企業とは限りませんが、優良企業であれば少なくとも以下の条件は満たしているはずです。

月の残業時間が30時間以内である

転職を考える多くのエンジニアにとって、給料と同様に気になるのが労働時間でしょう。企業が自社サイトなどで残業時間を公開していることもありますが、口コミサイトや転職エージェントを活用してリアルな残業時間を把握することが大切です。

エンジニアの仕事は急な仕様変更などに対応しなければいけないケースも多く、納期が近くなれば仕事量も増加します。そのため、「残業ほぼなし」というのは現実的ではありません。だからといって、長時間残業が当たり前になっている企業は考えものです。一つの目安としたいのは、月の残業時間が30時間以内であり、きちんと残業代が支給されている会社です。

教育制度が整っている

優良企業は採用したエンジニアに長期的に活躍してもらうため、育成に力を入れており、教育制度やスキルアップ制度を整えています。社内での勉強会や外部の講習会への参加、資格取得のための支援制度やインセンティブを用意している会社は一定の信頼を置くことができるでしょう。

評価制度が整っている

エンジニアを獲得するために高めの給与を提示しておいて、採用したら一切昇格・昇給させない会社もあります。一方で、優良企業は社員を正当に評価する仕組みがあり、実力や成果に合わせた昇格・昇給制度を整えています。転職活動では、「エンジニアとして何が評価されるのか」「どのくらいのスパンで評価されるのか」「1年後・3年後・5年後に、どのくらいの役職・給与が期待できるのか」といった点をしっかり確認しておきましょう。

福利厚生が充実している

優良企業は、社員が働きやすい環境を整えるために、住宅手当や家族手当、健康診断の補助、結婚・出産の祝い金など法定外の福利厚生を充実させています。また、有給消化率も高い水準にあります。ちなみに、2019年の有給消化率は56.3%でした。この数字を踏まえると、有給消化率が70~80%に達している企業は社員の権利を尊重している優良企業だと判断できるでしょう。

離職率が低い

優良企業の一つの特徴として離職率の低さが挙げられます。企業の離職率は就職四季報に掲載されている「新卒3年後離職率」で確認することができます。もう一つ、知っておきたいのは「常に求人を出している企業は離職率が高い可能性がある」ということです。求人広告を出稿している期間も、離職率を判断する材料として注目してみましょう。

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エンジニアとしてのキャリアプランを設計してから転職する

「仕事がきついから」「給料が安いから」といった理由で転職を考えるエンジニアも少なくありません。しかし、このような動機だけで逃げるように転職してしまうと後悔することになりかねません。

エンジニアが転職を成功させるには、キャリアプランを明確に設計することが重要です。転職のタイミングで、「どんなエンジニアになりたいのか?」を明確にして、それを実現するためのキャリアプランを描かなければいけません。そうすることで本当に進むべき転職先を見極められます。給与や労働時間だけで転職先を選ぶのではなく、「描いたキャリアプランを実現できるか」という点を重視して転職先を選ぶようにしましょう。

一つの技術を極めるか、幅広い技術を身に付けるか

エンジニアである以上、技術力は不可欠です。エンジニアとして生き抜いていくために一つの技術を極めるのは重要なことですが、IT業界は移り変わりが激しく、今まで当たり前だった技術が新技術に取って代わられるケースも珍しくありません。自分が磨いてきた技術が廃れてしまったときに、どう動くべきかは想定しておいたほうがいいでしょう。

一方で、幅広いスキルを身に付けて、いわゆる「フルスタックエンジニア」を目指すという道もあります。開発の全工程を一人で手がけるフルスタックエンジニアになるのは簡単なことではありませんが、フルスタックエンジニアを名乗れるようになれば1,000万円を超える高収入も期待できるでしょう。

現場で手を動かすか、マネジメントにシフトするか

エンジニアも30代に入ると、開発現場から離れてプロジェクトを管理するマネジメントの方向に舵を切る人が増えてきます。現場で開発を続けるかマネジメントにシフトするか、どちらが正しいということはありません。自分の適性や志向性をよく考えて、どちらのプロフェッショナルを目指すのかを決めていきましょう。

エンジニアが転職先を探すうえでの準備

エンジニアが転職する際はキャリアプランを設計することが重要だと申し上げましたが、そのためには「自己分析」が欠かせません。新卒の就職活動で自己分析をした人も多いと思いますが、転職活動の際も自己分析は重要です。あらためて自己分析をすることで、仕事に対する考え方が新卒の頃とは大きく変わっていることに気付く人も多いでしょう。

「どんな価値観を大切にして働きたいのか?」を自分に問いかけ、しっかりと自己分析をしたうえでキャリアプランを決めるようにしてください。キャリアプランが明確になればどんな環境で働くべきかが見えてくるので、企業選びで判断を誤ることも少なくなります。加えて、転職理由や志望動機を明確に語れるようになるので、内定率も高くなるはずです。

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エンジニアが優良企業に転職するには?

転職マーケットでは日々、膨大な求人情報が更新されています。情報収集を怠ると優良企業を見逃してしまう可能性がありますが、個人で転職活動をする場合、情報収集をするにも限界があります。そこで活用したいのが、転職エージェント(転職コンサルタント)です。転職エージェントを活用することで以下のようなメリットがあります。

リアルな企業情報を入手できる

転職エージェントには、各企業と直接やり取りをして情報収集をしている担当者がいます。そのため、求人サイトやホームページには載っていないリアルな企業情報を入手することができます。「そのことを知っていたら応募したのに(応募しなかったのに)」といった後悔を防ぐことができるのは、転職エージェントを活用する大きなメリットだと言えるでしょう。

ミスマッチを避けることができる

転職エージェントは、膨大な求人情報のなかから求職者のニーズや価値観に合った企業を紹介してくれます。ミスマッチを避けることができるのはもちろん、自分では探せなかった優良企業に出会える可能性も高くなります。

最適な面接対策ができる

面接対策などの支援を受けられるのも、転職エージェントを活用する大きなメリットです。転職エージェントは、その企業でよく聞かれる質問や選考におけるチェックポイントを把握しているので、応募企業に最適な面接対策をすることができます。

エンジニアが転職で優良企業を探すためには?まとめ

エンジニアの需要は高まっていますが、「今の自分で大丈夫かな・・・」と不安を感じている方も多いと思います。そのような方は一度、転職エージェント(転職コンサルタント)に相談してみましょう。転職のプロに相談することで、エンジニアとしての市場価値を把握したりキャリアプランを考えたりするきっかけになり、「どんな転職をすべきか?」が明確になるはずです。

転職をお考えのエンジニアの方は、以下の記事も参考にしてください。

>>SE(システムエンジニア)の平均年収・給料を徹底解説!【年代・業種別】

>>20代女性のエンジニア転職とは

この記事を監修したコンサルタント

川本 駿佑 Shunsuke Kawamoto

新卒でみずほ銀行へ入行し法人営業を担っておりました。多くの社長様と膝を突き合わせてお話させていただく中で、資金需要よりも後継者や社員といった「ヒト」のニーズが多くあることを肌で感じ、人材課題の解決をしたく中でも介在価値・質に拘るアールストーンに入社しました。