Webデザイナーの平均年収を雇用形態別に徹底解説

Webデザイナーの平均年収を雇用形態別に徹底解説

Webデザイナーは、Web開発においてエンジニアに並ぶ重要な職種です。求人件数も多く、Webデザイナーへの就職や転職を考える人も少なくありません。そこで今回は、Webデザイナーの平均年収を雇用形態別に徹底解説します。

 

Webデザイナーの仕事内容

 

Webデザイナーの主な仕事内容は、①Webサイトの企画やデザイン、②HTML、CSSなどでのコーディング作業、③素材やパーツの作成です。

Webサイトの構築にあたり、WebデザイナーはWebディレクターやエンジニアと相談しながら、構成やおおまかなレイアウトを決めます。そして、決定した構成やレイアウトを基に、各ページのデザイン案を作成します。このとき、画像などの各要素の色や動きの詳細な部分も決めていきます。

 

次に、そのデザイン案に沿ってHTML、CSSなどでコーディングをおこない、実際にサイトを構築していきます。コーディングは主にWebエンジニアが行う場合が多いのですが、HTMLやCSS、JavaScriptなどの比較的習得しやすい言語であれば、デザイナーが実務を行うこともあるようです。そのため、簡単な仕様のWebページであれば、WebデザイナーがHTMLやCSSなどのフロント部分のコーディングを完成させることも少なくありません。

 

Webサイトに使用する画像などの素材やパーツなどを作成することもWebデザイナーの業務のひとつです。Photoshopやlllustratorといったソフトを使用し、Webサイトに最適な素材やパーツを作成します。また、広告バナーの作成もWebデザイナーがデザイン案から作成まで一貫して携わる重要な業務のひとつです。

 

Webデザイナーの平均年収

 

まずはWebデザイナーの年収事情を見てみましょう。

 

Webデザイナーの年収

2017となっています。また、フリーランス向けの案件紹介サイトによると、フリーランスのWebデザイナー案件の相場は、月額単価40万円~90万円。年収ベースの場合、480万円から1080万円ほどが目安のようです。

 

Webデザイナーの年収はスキルや経験、企業によって異なりますが、使用できるプログラミング言語が多く、実務経験が長い人材は年収が高い傾向にあります。しかし、同じスキルを持った人材でも、企業や制作現場によって年収が大きく変わることもあるようです。

 

大手広告代理店の制作局、大手Web制作会社であれば、年収が高くなります。Web制作の多くは外注されることが多く、外注先のWebデザイナーの場合、大手広告代理店の制作局のWebデザイナーと比べると、同じスキルでも年収は下がってしまうようです。

 

・Webデザイナーの市場価値

スマホやタブレットが普及している今、Webサイトはいつでもどこでも閲覧できるようになりました。インターネットの技術は進化しており、Web開発に関する人材の需要は増加傾向にあります。そのため、Webデザイナーの市場価値にも上昇傾向が見られます。

 

また、ECサイトをはじめ、以前よりも多様な機能を持ったWebサイトが増えています。そのため、WebデザイナーにはWebサイトの制作に加え、ユーザービリティを考慮した使いやすいサイトや、ユーザーの満足度が高いサイトを構築する力が求められています。このようなサイトを制作するためにはUI(ユーザーインタフェース)、UX(ユーザエクスペリエンス)に関する知識やスキルが必要で、UI、UXに対応できるようになるとWebデザイナーとしての市場価値は上がるでしょう。

 

広告市場からみても、Webデザイナーには将来性が期待できるといえます。株式会社電通の「2019年 日本の広告費」によると、日本におけるインターネットの総広告費は2兆1,048億円で、前年から約4,000億円上昇しています。また、2019年は初めてインターネットの総広告費が2兆を超えた年です。一方、テレビメディア広告費は1兆8,612億円で、前年から約500億円減少。このように日本の広告市場の動向からみても、インターネット広告の市場規模は年々増えているのです。インターネット広告においても、Webデザイナーは欠かすことのできない存在で、やはり需要の増加が期待できるといえそうです。

 

ただし、Webデザイナーの将来性に懸念点があるのも事実です。たとえば、近年では「NoCode(ノーコード)」と呼ばれる新しい技術が開発され、プログラミング不要でWebサイトが制作できるようになりました。NoCodeで一定のデザインクオリティが確立できると、Webデザイナーの需要が減ってしまう、と心配されているのです。

 

しかし、大規模のWebサイトや大手ファッションブランドのECサイトにおいては、スキルの高いWebデザイナーが必要とされています。ツールによるデザインとWebデザイナーによるデザインに、クオリティの面から大きな差が出るためです。デザインの質には、見た目や使いやすさを向上するためのUI・UXはもちろん、売上やコンバージョンを上げるための効果も含まれます。将来的にWebデザイナーがコーディングをする機会は減るかもしれませんが、Webデザイナーという職業がなくなる可能性は低いといえるでしょう。

 

Webデザイナーに必要なスキル

 

Webデザイナーに必要なスキルは、主に以下の3つです。

・デザインのスキルや知識

・プログラミングスキル

・Photoshopやlllustratorのスキル

 

まず、デザインのスキルや知識は必須です。Webサイトを制作する上で、Webデザイナーはサイトの構造や見た目だけでなく、ユーザーが使いやすいサイトを制作しなければなりません。また、広告用バナーを作成する上では、ユーザーの目に留まるようなデザインを考える必要があります。そのため、Webデザイナーには、視覚効果や導線、アクセシビリティなどを総合的に最適化できるデザイン力が必要です。

 

プログラミングスキルを保有していることも重要といえます。Webコーダーやプログラマーが行うプログラミングなどの一部を、Webデザイナーが担当することがあります。またHTML、CSSやJavaScriptの知識がないと、実装可能なデザインかどうかわからず、後から修正などが発生する可能性があります。

 

最後にPhotoshopやlllustratorなどを使用できるスキルも必要です。このようなソフトは、広告用バナーの作成や、ページのデザイン案作成などに使用されます。WebデザイナーにはPhotoshopやlllustratorを使用する業務が一番多いといっても過言ではなく、これらのソフトのスキルは必須です

Webデザイナーとして年収を上げる方法

 

Webデザイナーとして年収を上げる方法には、どのようなものがあるのでしょうか。Webデザイナーとして働き、年収を上げる方法を紹介します。

 

・スキルを上げる

Webデザイナーの年収は、スキルや経験によって変わります。例えば、コーディングできる言語の種類が複数あったり、Webサイトで表現できるデザイン力が高い方が年収は上がりやすい傾向にあります。プログラミングスキルやPhotoshop、lllustratorのスキルを上げると制作現場で活躍する機会も増え、評価アップから年収アップにつながる可能性があります。

 

・待遇がよい企業へ転職する

待遇のよい企業へ転職するという方法もあります。IT系の職種では、スキルが同じ人でも働く職場や制作現場によって収入が異なるケースも少なくありません。スキルと経験が一定以上あるWebデザイナーであれば、他社へ転職することで年収アップが期待できるでしょう。

 

・フリーランスになる

フリーランスになり、独立することもひとつの方法です。最近は、一定以上のスキルを持つWebデザイナーは独立を選ぶ傾向にあるようです。独立すれば報酬がそのまま収入になり、会社員時代の月収よりも高額な報酬を得る可能性もあります。Webデザイナーとしての実務経験が長く、豊富な実績、高いスキルを持っていれば、独立して年収アップを狙うことができます。

 

まとめ

 

Webデザイナーは、将来性が期待できる職種です。スキルと実務経験が十分にあれば、転職によって今よりも高い年収を得ることが可能です。プログラミング言語でコーディングができる、UI・UXデザインも得意、集客に効果的なデザインができる、などの強みをつくり、Webデザイナーとしての市場価値を上げてみてはいかがでしょうか

 

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