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転職コラム

Webデザイナー職の面接対策~想定質問例紹介~

Webデザイナー職の面接対策~想定質問例紹介~

Webデザイナーが活躍する場は広がっており、より良い条件・環境を求めて転職する人も少なくありません。転職する際は、スキル・経験が重視されるのは当然ですが、「面接でいかに好印象を与えられるか」ということも重要になってきます。今回は、Webデザイナーの種類やよくある転職理由、面接対策などについて解説していきます。面接でよく聞かれる質問例も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

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Webデザイナーの種類

Webデザイナーはまず、「どんな会社で働くWebデザイナーか?」という点で種類が分かれます。具体的には、制作会社で働くWebデザイナーと事業会社で働くWebデザイナーに分類できます。

制作会社で働くWebデザイナー

制作会社で働くWebデザイナーは、クライアントから依頼されたWebサイトを制作するのが仕事です。制作するWebサイトの種類は、コーポレートサイトやプロモーションサイト、採用サイトやオウンドメディアやLP(ランディングページ)など多岐にわたります。Webディレクターやエンジニア(コーダー)とチームを組んで、Webサイトの制作・開発をおこないます。

事業会社で働くWebデザイナー

事業会社で働くWebデザイナーは、自社が保有するWebサービスやECサイトを運営するのが仕事です。自社サービスの収益拡大を目指し、PVやクリック数などからユーザーの動向を分析・調査し、その結果をデザインに反映するなどして、継続的にサービスサイトやECサイトを改善していきます。

職務領域や専門性による違い

Webデザイナーの職務領域という点では、WebデザインだけをおこなうWebデザイナーと、コーディングまで手がけるWebデザイナーに分けられます。専門性という点では、UI/UXに特化したWebデザイナーも増えており、Webデザイナーという職種ではなく「UI/UXデザイナー」という職種で求人募集をする企業も増えています。I/UXデザイナーについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

>> 30代でUI/UXデザインをスキルに転職したい方に

Webデザイナーに多い転職理由

Webデザイナーの転職で多いのは、制作会社から事業会社へ転職するパターンと、事業会社から制作会社へ転職するパターンです。

制作会社から事業会社へ転職する理由

制作会社で働くWebデザイナーは、クライアントから依頼されたWebサイトを制作するのが仕事です。運用まで手がける制作会社もありますが、基本的にはWebサイトを納品したら終わりです。そのため、「継続的に案件に携わりたい」「納品後のユーザーの反応やサイトの成長を追っていきたい」という気持ちから事業会社に転職するWebデザイナーもいます。

また、制作会社では複数の案件を同時並行で担当するケースも少なくありません。制作スピードや制作件数が求められ、事業会社に比べると残業が多い傾向があるので、その点に不満を覚えて転職するWebデザイナーも少なくありません。

事業会社から制作会社へ転職する理由

事業会社で働くWebデザイナーは自社サービスを広めるために、Webデザインのスキルだけでなく、ビジネススキルやマーケティングスキルなどが求められる傾向にあります。そのため、「クリエイティブだけに集中したい」という理由で制作会社に転職する人もいます。

また、常に目の前にあるのは自社サービスなので、「刺激が少ない」「スキルアップしにくい」といった意見も多く、それが制作会社への転職理由になることも少なくありません。

この2パターンのほか、制作会社から制作会社、事業会社から事業会社という転職パターンも当然あります。この場合の転職理由としては、他の職種と同様に「給与・待遇に関する不満」「人間関係の悩み」「残業の多さなど働き方に関する悩み」「仕事内容への不満」などが多くを占めます。

Webデザイナー面接官のミッション

Webデザイナーを採用する面接官なら誰でも、「スキルの高い人材に長く働いてもらいたい」と考えます。スキルに関しては、ポートフォリオや職務経歴書などを見ればおおよその判断はできるでしょう。しかし、長く働いてもらえるかどうかは面接で感じ取るしかありません。そこで、重視されるのが「マッチング」です。

面接官が「この人はうちには合わない」「この人はうちで活躍する姿がイメージできない」と判断すれば、どれだけスキルが高い人でも採用される可能性は低くなります。ひと言でマッチングと言っても、様々なポイントでのマッチングがあります。面接では、様々な質問を通して以下のようなマッチング度合いが測られると考えておきましょう。

・企業側の募集理由にマッチした人材か

・社風や働き方とマッチするか

・既存の社員と馴染めそうか

・会社の理念と応募者の価値観が合うか

・会社のビジョンと応募者のキャリアプランがリンクするか

・仕事内容と応募者のやりたいことにズレがないか

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Webデザイナーの面接における想定質問

Webデザイナーの面接でよく聞かれる質問をピックアップしてご紹介します。

志望動機

志望動機は、自分の価値観と転職先企業のマッチングに関わる重要な質問なので、しっかりと対策しておきましょう。「競合他社より◯◯なので、御社であれば自分の能力をより活かせると思った」「御社の◯◯な社風に魅力を感じた」「◯◯の実績が多い御社でチャレンジしたいと思った」など、転職先企業ならではの内容を踏まえて話すことが重要です。

退職理由

「なぜ前職を辞めたのか?(辞めるのか?)」という退職理由には、その人の仕事観が如実に表れます。「その退職理由だったら、うちの会社もすぐに辞めてしまうかも」と思われてしまうような回答ではいけません。仮に退職理由がネガティブなものであったとしても、前職の悪口を言うのはタブーです。できるだけポジティブな表現に変換して伝えられるようにしましょう。

キャリアプラン

将来やりたいことが、転職先企業のビジョン・方向性とマッチしているかどうかが問われる質問です。転職先企業のビジョンとあなたのキャリアプランがうまくリンクしていれば、「長く活躍してくれそうだ」と感じてもらえるはずです。「どんなWebデザイナーになりたいのか?」「どんなポジションを目指し、どんな方向に進みたいのか?」といったことを、1年後、3年後、5年後というスパンで具体的に描いておきましょう。

会社を選ぶうえで重視していること

会社を選ぶうえで重視していること(いわゆる「企業選びの軸」)もよく聞かれる質問です。仕事内容、職場環境、給料、福利厚生、働き方、理念、ビジョン、企業規模など様々なポイントがあるので、面接の前に明確にしておきましょう。ただし、「給与や待遇ばかりを気にする人」という印象を与えてしまうとマイナス評価になってしまいます。できるだけ条件面以外のポイントを伝えるようにしましょう。

Webデザイナーとしての強み

あなたの強みが、転職先企業にとってメリットになるほど、採用される可能性は高くなります。Webデザイナーとして自信を持っていることを、具体的なエピソードを交えながら話すことが大切です。「この人を採用したら、こんなふうに活躍してくれるだろう」という姿をイメージしてもらえるような伝え方ができると理想的です。

まとめ

Webデザイナーなどクリエイティブ系の方は、面接を苦手とする方が少なくありません。面接対策に不安のある方は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントは、希望に合った転職先を紹介してくれるだけでなく、模擬面接などを通して面接対策をサポートしてくれます。

R-StoneはWeb業界に特化した転職エージェント。これまで数多くのWebデザイナーの転職を支援してまいりました。Webディレクターとして満足度の高い転職をしたい方は、お気軽にご相談ください。

>> R-Stoneについて

また、Webデザイナーについては以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

>> Webデザイナーが転職して年収アップ・キャリアアップするには?