ゲーム業界求人の最新事情

ゲーム業界求人の最新事情

現在(2019年5月時点)はスマホゲームの開発が活況なため、ゲーム業界での求人は多い傾向にあります。そうした背景もあり、ゲーム好きが高じてゲーム業界に就職・転職したいという人は少なくありません。もちろん、ゲームが好きで携わりたいという想いも転職・就職の大きな理由になりますが、仕事として携わるのであれば、ゲーム業界に就職して何をしたいのか、ある程度明確にしておく必要があるでしょう。ここでは、そうした目的を明確にするために役立てられるよう、ゲーム業界の求人募集の最新情報についてご紹介します。

ゲーム業界の求人内容について

ゲーム制作会社に転職して実際にゲームを作りたいという人は少なくありませんが、単にゲームを作りたいという気持ちだけでは採用に至らない可能性が高いでしょう。というのも、ゲーム作りの業務は細分化されており、1つのゲームを作る中でさまざまな職種の人が携わるため、「この職種に就きたい」と定め、そのためのスキルを磨く必要があるからです。

 

たとえば、ゲーム制作の中核を担う「プログラマー」であれば、その中でもキャラクターの動き、ユーザー画面の設計をはじめ、仕様によっては特殊なツールを開発することもあり、それぞれが分業してプログラムを作っているのです。ここでは、ゲーム業界で求人募集される主な職種やその内容についてご紹介します。

 

・ゲームプロデューサー

ひとつのゲーム制作における総監督的な位置づけであり、主に売り上げの管理や制作に必要な資金の工面・運用、ユーザー数を増やすためのマーケティングを担います。ゲーム関連職種のさまざまな経験を積み上げたうえで抜擢されるケースがほとんどなので、よほどの経験者でない限り、いきなりプロデューサーを募集することは稀でしょう。

 

・ゲームディレクター

ゲームの大まかなストーリーや世界観といった内容を企画するとともに、適した制作チームを編成するなどの業務を担当します。また、ゲームディレクターはユーザーの動向やニーズを考慮したうえで企画制作をしなければならないので、データ解析なども行うことも多くあります。

 

・ゲームプランナー

ディレクターが考えたゲームの企画をさらに具体的なものにし、制作に必要な仕様書を作成するとともに、ゲーム制作全体のスケジュールを管理・調整するなど、ゲーム制作における現場監督といえる職種です。また、企画を持ちこんだエージェントに対して、その内容を精査することもあります。ゲーム会社によってはゲームクリエイターと呼ばれる場合もあります。

 

・デザイナー

ゲームのキャラクター、背景、アイテムなど、それぞれの分野のビジュアルデザインを担当します。その中でも、こうした項目を平面で制作する職種は2Dデザイナー、立体であれば3Dデザイナーと分かれており、スキルや得意分野によって細分化されているケースが多いです。

 

・プログラマー

ゲームプランナーなどが制作した企画書や仕様書に沿って、実際にゲームが動くようにプログラミングを行う、いわばゲーム制作の中核となる職種です。サウンドや効果音、キャラクターの動きなどさまざまなプログラムを制作するとともに、サーバー構築なども行います。

 

・デバッガ―

できあがったゲームを発売する前にプレイし、バグやエラーがないか確認する仕事です。テストプレイヤーとも呼ばれます。特別なスキルや経験を必要としないので、アルバイトとして募集することが多い傾向にありますが、正社員として募集しているゲーム会社もあります。

 

2019年の求人募集を徹底分析

ゲーム制作の中核となるプログラムエンジニアやプランナーについて、2019年現在の求人募集の傾向などを徹底分析していきましょう。

・エンジニアはUnityの言語が人気

ゲームはC言語やJavaScriptなど、さまざまな言語を用いて作られています。ひとつの言語で作るほうがゲーム制作もスムーズでは? と考える方もいるかもしれませんが、それぞれの言語には得手・不得手があり、制作する部分によって使用する言語を変えるなど、使い分けられているのです。そのため、プログラマーもひとつの言語だけではなく、複数の言語に精通していることが求められます。

 

また、現在はブラウザ上で動くゲーム、スマホゲーム、コンシューマゲーム(テレビゲーム)、PCゲーム、アーケードゲーム、VRゲーム(ヴァーチャルリアリティ)など、ゲームを行う環境もさまざまです。そのため、それぞれの環境にあったプログラミング言語が使われています。

 

プログラミング言語としては、以下のものが現在の主流となっています。
①Unity(ユニティー)
②C++(シープラプラ)
③C#(シーシャープ)
④JavaScript(ジャバスクリプト)
⑤Swift(スイフト)

 

プログラミング言語にはそれぞれ特徴がありますが、Unityはゲーム開発のための総合的な開発環境がそろったゲームエンジンで、視覚的な操作でも多くのことができるため、言語の知識がなくてもある程度のものが作れます。あらゆるプラットフォームに対応しているので使い勝手がよく、初心者あるいは未経験者向けでもあるといえるでしょう。

 

細かい部分で精細なプログラミングを行う場合は他の言語に精通する必要があり、まずはUnityが登竜門と考えてよいでしょう。

 

 

・プランナーに求められるスキル

ゲームプランナーに求められるスキルは主に次の3つです。

①発想力
②企画力
③コミュニケーション力

 

プランナーはディレクターの企画をゲームに具現化しなくてはならない職種です。そのため、発想力が必要なうえ、企画力も重視されます。

また、企画書・仕様書制作も担い、それらを通してプログラマーやデザイナーにあらゆる指示を行うため、コミュニケーション力も不可欠です。

ゲームプランナーは、ゲーム制作の根幹を担っているポジションといえるでしょう。

 

ゲーム業界の企業はどんな経験が求められているのか?

ゲーム制作会社はどのような人材、あるいはどのような経験を求めているのでしょうか。未経験でも可と記載されている募集要項もありますが、転職の場合は未経験よりも経験者のほうがよいとされる傾向は強くあります。ここからは、職種別に求められる経験やスキルなどを詳しくご紹介します。

 

・プランナー

プランナーは、多くのユーザーが「おもしろい!」と思えるゲームを制作しなければなりません。そのため市場調査力などが求められるうえ、売れるゲームを作るためのコンセプト作りといった、企画力も必要になります。発想力があれば未経験でも応募することは可能ですが、多くの能力が求められる職種といえるでしょう。

 

・デザイナー

デザイナーはパソコンなどを使用してデザインを行うことがほとんどなので、グラフィックツールに精通している必要があります。特に業界標準とも言える、PhotoshopやIllustrator、Softimage、Mayaといったソフトのいずれか、あるいはすべてを扱える人材が求められます。

 

・プログラマー

プログラマーはプログラミング言語に精通している人であれば、すぐにでも戦力になれるでしょう。経験者の場合はそれまでの実績がどの程度か、採用時に試験を受ける場合があります。

 

また、未経験者であっても、就職してから言語を覚えるのではなく、あらかじめいくつかのプログラミング言語の知識を習得していれば、採用される可能性は十分にあるでしょう。

 

採用・不採用はやる気も重要な要素となります。経験者の場合は、ある程度優遇されるのは間違いありません。未経験者でこれから経験を積みたいという人は、作品の持ち込みをするケースも少なくないようです。

 

まとめ

「ゲーム作りをしたい」という漠然とした想いだけでは、ゲーム業界への転職・就職は難しいでしょう。ゲーム制作会社での仕事は細分化されているので、自分が携わりたい業務を明確にして、今までの経験、強みを生かした職種に応募する必要があります。ゲーム業界というと華やかなイメージがありますが、業務によってはとても神経を使う内容もあり、責任感を持って確実に業務を行っているプロ集団でもあるのです。そういったプロ意識を持った人材をゲーム会社は広く求めているといえるでしょう。

 

 

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

ゲーム業界専門のコンサルタントに話を聞きたい方はこちらから^^

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+