評価されるエンジニアになるには?評価軸例もご紹介!

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評価されるエンジニアになるには?評価軸例もご紹介!

 

エンジニアとして「年収をもっと高めたい」「キャリアアップを目指したい」という方もいることでしょう。このような望みを叶えるには、エンジニアとして評価され、自分の市場価値を高める必要があります。

 

しかし、「どうすればエンジニアとして評価してもらえるか」ということを理解しておかなければ、仕事を続けても目指す評価を得られない恐れがあります。

 

そこで今回の記事では、エンジニアとして評価を高めるための正しいアプローチの方法、企業ごとの評価制度の違い、また評価されるエンジニアになるために習得すべき重要なスキルについて解説していきます。

 

まずは自分の評価軸を知り、適切なアプローチを

 

エンジニアとして適正に評価されるために知っておくべきこと、また適正に評価されるための方法についてご紹介していきます。

 

・自分の評価軸と会社の評価基準がマッチしているか

まずは、評価をつけるための基準である「評価軸」を考えてみましょう。評価軸は、「自分」と「会社」の2つの視点で考えます。

 

自分の評価軸には、「自分はエンジニアとして何を得意としているか」「何を最大の目標において仕事をしているか」「何がいちばんのセールスポイントなのか」などが挙げられます。これらの点を自分で把握しているかどうかは、非常に重要なポイントです。

 

また、自分の評価軸を知ると同時に、会社の評価基準を知っておき、ずれがないように調整していくことが求められます。なぜなら、自分の評価軸と会社がエンジニアに求めるものがずれていた場合、どれだけ頑張って評価は得られないからです。

 

会社の評価軸では、「自分が働いている会社がエンジニアに何を求めているのか」「上司やクライアントが望むスキルや結果は何なのか」「会社で採用されている評価制度はどういったものなのか」などが挙げられます。会社の評価軸を知り、それに合わせて自分の評価軸を変えていくことで適正な評価を得られるようになります。

 

・他の企業に転職するという選択肢も

エンジニアの評価軸は、会社によってさまざまです。「この会社の評価基準に自分を合わせるのは難しい」と判断した場合は、自分の評価軸を無理に変えるよりも他社に転職したほうがうまくいくケースもあります。

 

転職先の会社で評価制度がどうなっているかを確認し、自分の評価軸や能力・スキルと合致しそうであるならば、エンジニアとして適正に評価してもらえる可能性は高まります。

 

現在働いている会社の評価制度と自分の評価軸にどうしてもずれが生じ、是正が難しいときは、思い切って他の会社に移るという選択肢も持っておいたほうがよいでしょう。

 

エンジニアの評価方法は企業によって様々!評価軸例

 

エンジニアの評価基準を明確にしている企業を例に挙げ、エンジニア評価制度をいくつかご紹介していきます。

 

・エンジニア評価制度例:1

大手IT企業のA社では、「技術力評価会」というエンジニア評価制度を採用しています。これは、半年に一度会社の全エンジニアが参加して、エンジニア同士で評価を行うという制度です。

 

1人のエンジニアが「自分の仕事の中で特に評価してもらいたいもの」を選び、それを他の上位エンジニア2人に対してプレゼンを実施します。評価の仕方は点数方式ではなく文章で行われ、出された評価は社内で共有されます。

 

上位のエンジニアに評価されることで、適正で納得のいく評価が得られ、またそれらの評価を社員全員でシェアしてフィードバックすることで、問題意識を共有できる形になっています。

 

・エンジニア評価制度例:2

大手WEB企業のB社では、エンジニアのあるべき姿として評価基準を明文化し、4つの項目を設けてエンジニアの評価を行っています。以下がその4つの項目になります。

 

1. 自分が主体となって問題の発見と解決ができるか
2. エンジニアとして誰にも負けない要素・分野があり、それを仕事に活かしているか
3. シンプルな設計を行っているか
4. 社内および社外の開発者に対してどれだけ貢献しているか

 

単にスキルだけがあれば良いエンジニアというわけではなく、主体的な動きやビジネス全体への貢献度なども加味されるのです。

・エンジニア評価制度例:3

大手IT企業のC社では、半期ごとの明確な目標管理制度を採用しています。半期に一度、各組織のスタッフ全員で目標を設定します。毎月1回の上司面談・部下面談が行われ、目標達成へ向けたスタッフ間の認識のずれを是正します。

 

また、各組織で目標を決めた後には、プロジェクトごとのレポート作成、内報作成といった取り組みもなされています。過去には組織ごとに組織と社員一人一人の目標やアイデアをまとめたポスターや冊子を役員会に提出させて審査し、審査でグランプリを獲得すると100万円の賞金が出るという取り組みがおこなわれました。このような取り組みは、組織や個人一人ひとりのモチベーションを上げる狙いがあるようです。

 

 

評価されるエンジニアになる4つの方法

 

評価基準は企業によってさまざまですが、エンジニアとして市場価値を高めることができるスキルについていくつかご紹介します。

 

・コミュニケーション能力

エンジニアに求められるコミュニケーション能力は、「単に話が上手い」「人付き合いがよい」ということだけではありません。「協調性がある」「プロジェクトのメンバーやクライアントと円滑にコミュニケーションを取れる」などの点も評価基準となります。

 

プログラミングスキルがあってもコミュニケーション能力がなければ、プロジェクトの進行に障害が出る恐れがあり、時には人間関係の問題からプロジェクトそのものがだめになってしまうこともあります。

 

コミュニケーション能力というのは、言い換えると「人間力(ヒューマンスキル)」ともいえます。技術だけではない「人間力」を磨いていくことは、自身の市場価値に大きな影響を及ぼすということを理解しましょう。

 

・マネジメントスキル

エンジニアのキャリアアップとして、「プロジェクトマネージャー」や「プロジェクトリーダー」などのポジションがあります。これらのポジションに就くには、当然ながらプロジェクト全体をまとめることができるマネジメントスキルが必要です。

 

必要となるマネジメントスキルには、「スタッフをまとめる統率力」「社員の育成(コーチング能力)」「プロジェクト管理能力」「チームを突っ張っていくリーダーシップ」「問題解決力」「意思決定力」などが挙げられます。

 

上記のポジションにキャリアアップすることでエンジニアとして市場価値を高める場合は、マネジメントスキルを磨くことが重要です。

 

・主体性と客観性

エンジニアにおける主体性とは、アイデアや自分の考えを積極的に述べ、実現し、常にプラス思考で仕事に取り組もうとする姿勢です。逆に、常に受け身のエンジニアや、同じルーティンワークしかこなそうとしないエンジニアは市場価値が低くなります。

 

また、客観性を持つことも重要です。自身が会社にとってどれだけの価値があるか、また市場価値はどの程度かということを客観的に判断するためです。まずは、ビジネスへの貢献度合いや生産性などの視点に立ち、自分の会社での立ち位置や評価を把握することから始めましょう。

 

・英語力

英語をある程度使えるようになると、それだけでエンジニアとしての市場価値が高まります。「英語が可能なエンジニア」というのは、海外とビジネスを行う会社にとっては貴重な存在です。近年は中国やインド、東南アジアとビジネスを進める企業が増えており、国際的な能力を持つエンジニアは歓迎される傾向にあります。そのため、英語力があると市場価値の向上につながりやすくなるのです。

 

まとめ

 

エンジニアとしてプログラミングスキルを常に向上していくことは大切です。しかし、ただそれだけではエンジニアの市場価値は高まりません。というのも、高いプログラミングスキルを身につけたエンジニアは自身以外にもたくさんいて、プログラミングスキル自体は他のエンジニアと大きな差をつける要素とはならないことが多いからです。

 

他のエンジニアと差をつけるには、プログラミングスキル以外の能力を高めていくことが大切です。とりわけコミュニケーションスキルやマネジメントスキルを含めた人間力(ヒューマンスキル)の向上は、大きな能力や個性となりえます。

 

人間力やその他さまざまなスキルを磨いて他のエンジニアと差をつけ、市場価値が高いとみなされるエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。