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転職コラム

HTMLコーダーの年収は低い?給与をアップする方法や仕事内容を解説

HTMLコーダーとして活動しているけれど、年収が伸び悩んでいる。そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんなHTMLコーダーのために年収アップの具体的な方法を解説します。

平均年収の実情や、スキルアップの方法、資格取得のメリット、そしてフリーランスとしての活動など、年収アップにつながる要素、必要スキル、更なるキャリアアップの道筋などを詳しく解説します。

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  1. Contents

    HTMLコーダーとは?仕事内容や他の職種との違い

HTMLコーダーはどのような職種なのでしょうか。近しい職種と比較しながら、詳しくご紹介します。

 

  1. HTMLコーダーの仕事内容

HTMLコーダーとは、WEBデザイナーが作成したデザインを実際のWEBサイトに活用できるようにする専門職です。新規のWEBページを作成するだけでなく、既存のページの修正やリニューアルもおこないます。デザイン通りのWEBサイトが作成できたり、クライアントやユーザーに利便性の高いサイトが提供できると、達成感を味わえます。さらに、作成したサイトを通じて成果が上がった報告を受け取ると、モチベーションも向上します。

具体的な業務内容としては、ユーザーインターフェースやナビゲーションメニューの構築、HTMLやJavaScript言語によるサイトのコーディングがあります。コーディングには、WEBサイトが正しく機能し、ユーザーが快適に利用できるようにするために、正確さが求められます。

また、WEBサイトの反応速度や表示の崩れなどの問題を解決するトラブルシューティングも重要な業務の一つです。HTMLコーダーがユーザー中心のWEBサイトを作成するうえでの、重要な責務です。

 

関連記事:Webコーダーへの転職方法とは?仕事内容やメリットも解説

 

  1. HTMLコーダーとフロントエンドエンジニアの違い

HTMLコーダーとは、名前のとおりHTMLを主に扱い、WebサイトやWebコンテンツの制作を主におこなうエンジニアのことを指します。デザイナーから渡されたデザインカンプをもとに、Webページとして具現化する役割を果たします。CSSやJavaScriptを用いて、静的なデザインをブラウザ上で再現するのが主な仕事です。美しいデザインを正確にコードに落とし込むセンスとスキルが求められます。

一方、フロントエンドエンジニアはHTMLコーダーの領域を超え、より技術的な側面を担当します。彼らはWebサイトに動的な機能を実装するために、JavaScriptやフレームワーク、APIの利用などを駆使します。また、パフォーマンスの最適化や、UI/UXの改善、クロスブラウザ対応などの課題にも取り組みます。プログラミングの知識や複雑な問題解決能力が求められる職種です。

 

関連記事:フロントエンドエンジニアになるための方法とは?未経験からの転職や必要なスキルをご紹介

 

  1. HTMLコーダーとマークアップエンジニアとの違い

HTMLコーダーとマークアップエンジニアとは、ともにWebサイト制作の一環として働く職種ですが、役割とスキルが微妙に異なります。では、具体的に何が異なるのでしょうか。

まず、HTMLコーダーとは何かを説明します。HTMLコーダーは、Webデザインを作成するWebデザイナーによってデザインされた画面設計をもとに、HTMLやCSS言語を使ってWebページを作成します。詳細な作業で、ユーザーが使うデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)によっても見かけが変わらないように、画面デザインを調整する必要もあります。

マークアップエンジニアもHTMLやCSSを使ったコーディングをおこないますが、左記に留まらず、UI・UXデザインやGoogleのSEO方針を理解したうえでのコーディングをおこないます。つまり、マークアップエンジニアはWebサイト作成工程のなかでより広範な役割を担っています。

 

関連記事:マークアップエンジニアとは?コーダーとエンジニアとの違いやおすすめの資格をご紹介

 

  1. HTMLコーダーの平均年収

日本で働くHTMLコーダーの年収・給与を詳しく見ていきます。ワークスタイルの違いが年収に及ぼす影響にも触れます。

 

  1. HTMLコーダーの平均年収は約410万円

現在、日本で働くHTMLコーダーの平均年収は約410万円とされています(インディード調べ)。日本全体の平均年収461万円(1年を通じて勤務した給与所得者の平均。国税庁調べ)と比較すると、やや低い水準にあることがわかります。

しかし、HTMLコーダーの年収は、スキルや経験、勤務地、働く企業の規模などにより大きく変動します。例えば、経験年数が長く、高度なスキルや知識を持つHTMLコーダーは、年収が平均よりも高くなる傾向にあります。逆に、まだ経験が浅いHTMLコーダーは、平均よりも低い年収のことが多いでしょう。

また、都市部では求人数も多く、給与水準も高い傾向にあります。逆に地方では求人数が少なく、給与水準もやや低めに設定されていることが多いです。

 

  1. アルバイト・派遣の平均給与

HTMLコーダーとして働く際には、派遣社員やアルバイトとして働くことも一つの選択肢となります。一般的に、アルバイトや派遣社員のHTMLコーダーの時給は、約1,700円〜2,000円ほどとなり、年間を通して働いた際の平均的な年収は、およそ200万円台となりえるわけです。

しかしながら、全体としてみると、上記の年収は他のエンジニア職と比較するとやや低い側面は否めません。背景には、HTMLコーダーの仕事は未経験からでも取り組みやすく、若年層の人材が比較的多く集まりやすい状況があると考えられます。

結果として、HTMLコーダーは比較的門戸が広い職種で、未経験からでもスキルを身につけて働き始めることができる一方で、賃金水準は他のエンジニア職と比較して低めに落ち着く傾向が見られます。

HTMLコーダーとしてのキャリアを築くうえでは、肝に銘じておくべき内容となるでしょう。

 

  1. フリーランスの平均年収

フリーランスで活動するHTMLコーダーの平均年収は、一般的に400〜600万円とされていますが、HTMLコーダーとしての専門知識だけでなく、デザインやフロントエンドの業務スキルを持っているかどうかが大きく影響します。特にフリーランスの働き方を選ばれる方にとっては、周辺知識が豊富なことが年収アップのカギとなります。

フリーランスのHTMLコーダーとして活動するメリットの一つは、自分のスキルや経験によって直接報酬を左右できる点ですが、同時に自身のスキルや知識が直接収入に影響を与える厳しさでもあります。技術力を高めるだけでなく、周辺知識を広げることも重要となります。

例えば、コーディングだけでなくデザインの知識を持っていると、クライアントのニーズに対応しやすくなります。また、フロントエンドの業務スキルを持っていると、Webサイトの見た目だけでなく、使いやすさを考慮した開発が可能となります。左記のスキルがあると、多角的にプロジェクトに貢献できるため、より高い報酬を得られる可能性があります。

フリーランスのHTMLコーダーの年収は、自分自身のスキルや知識に大きく依存します。技術の向上だけでなく、新たな知識を学ぶことも忘れないようにしましょう。

 

アールストーンのHTMLコーダーの平均年収

弊社アールストーンの取り扱っている求人では、HTMLコーダーの平均年収は465万円です。年収の中央値は475万円で、最低年収は300万円、最高年収は700万円となっています。

参考:フロントエンドエンジニア・コーダーの求人一覧(アールストーン)

 

会社員の平均年収

会社員のHTMLコーダーの年収は300万円から600万円ほどです。最近では、コーディングのスキルだけで求人をおこなっている企業は減少傾向にあります。コーディングのスキルはあくまで最低限のスキルとし、WEBデザインをメインとしたうえで、コーディングのスキルを身に付けていること、あるいは、JavaScriptやPHPなどのスキルをメインとしたフロントエンド開発のスキルなどを身に付けたうえでコーディングのスキルを身に付けていること、といったように、WEB開発に求められる他のスキルも併せ持つことが望ましいでしょう。

  1. HTMLコーダーに求められるスキル

 

質のよいWebサイトの作成は、HTMLコーダーの多岐に渡るスキルに依存します。必要な専門知識を見てみましょう。

 

  1. HTML/CSSのコーディングスキル

 

HTMLとCSSは、Webサイト作成の基礎で、関連するコーディング技術はHTMLコーダーに欠かせません。HTMLとCSSを使えば、Webページの構造を調節し、見た目をカスタマイズできます。しかし、コードのきれいさも重要です。なぜなら、チームで働く場合や他人がコードを維持・改変する必要がある場合、きれいに整理されたコードは理解しやすいからです。

 

  1. SEOの知識

 

検索エンジン最適化(SEO)は、Webページが検索エンジンで高くランク付けされるように工夫するプロセスで、SEOによりWebサイトのアクセス増加につながります。HTMLコーディング時にSEOの考慮は重要で、適切なHTMLタグの使用、内部リンク構造の最適化などが求められます。最適化により検索エンジンのクローラがWebサイトの構造を正しく認識し、結果的にWebサイトの視認性を高めることができます。

 

  1. CMSの知識

 

CMS(コンテンツ管理システム)は、HTMLの知識がなくてもWebサイトのコンテンツを更新できるようにするソフトウェアで、大規模なWebサイトでは特によく使用されます。CMSを理解し、特定のCMSを使ったWebサイトの作成やメンテナンスに関する仕事を高く対応できます。特に、国内外で広く使われているWordPressの知識があると、HTMLコーダーとしての役割が大幅に拡がります。

 

  1. UI/UXに関する知識

ユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)に関する知識は、使いやすく魅力的なWebサイトを作成する際に重要です。UI/UXを強化し、ユーザーがWebサイトを訪れて滞在し、最終的には行動する(購入や申し込みなど)可能性を高めることができます。UIとUXの知識を持つことで、ただ単に見た目のよいWebサイトを作るだけでなく、ユーザーが使い易く、また訪れたいと思うようなWebサイトを作ることが可能となります。

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  1. HTMLコーダーになるには資格は必要?

 

HTMLコーダーになるには資格が必須ではないものの、資格を持つことで自分のスキルを証明したり、スキルアップを図ることが可能です。HTMLコーダーとして更なるスキルアップを目指すのであれば、資格取得を考えてみてもよいかもしれません。

 

 

HTMLコーディングに関わる資格として上記2つをご紹介します。

 

  1. Webクリエイター能力認定試験

Web技術の標準化を進める団体W3C(World Wide Web Consortium)の規格にマッチした、標準的なブラウザで正確に表示できるコーディングの能力を問う試験です。

 

Webクリエイター能力認定試験にはエキスパートとスタンダードの2つのレベルがあります。

 

エキスパートレベルでは、ユーザビリティやアクセシビリティを考慮したWebデザインや、新規サイトの構築能力を証明できます。

 

スタンダードレベルでは、セマンティックWebの理解や、HTML5とCSSを用いたWebページのデザインやレイアウトの表現能力を証明します。

 

  1. HTML5プロフェッショナル認定試験

Web業界で求められる、HTML5・CSS3・JavaScriptなどフロントエンド側の技術を主に取り扱う試験です。

HTML5プロフェッショナル認定試験は、レベル1とレベル2の2つのレベルから成り立っています。

レベル1では、適切なHTML5や他のWeb技術を使って、ユーザー体験を重視したWebコンテンツが制作できるスキルや知識が評価されます。具体的には、ブラウザを利用できるさまざまなデバイス(パソコン・スマートフォン・タブレットなど)に対応したコンテンツを制作する能力や、HTML5を使って何が実現できるかなど広範で基礎的な知識が求められます。

レベル2の試験では、より高度な能力と深い理解が求められます。リッチなユーザーインターフェースアプリケーションを開発し、マルチデバイスに対応する動的コンテンツを高パフォーマンスで制作できる能力や、システム間で情報を連携し、リアルタイム情報を提供するアプリケーション開発ができる能力などを証明する必要があります。さらにはスマートフォンでネイティブアプリに近い機能を組み込んだ先端のWebアプリケーション開発や、APIのセキュリティモデル理解に基づく開発なども評価の対象となります。

 

  1. HTMLコーダーに向いている人の特徴

 

HTMLコーダーとして成功するためには、特定の性格特性が有利に働くことがあります。以下に、HTMLコーダーに向いている人の主な特徴を3つ挙げてみましょう。

まずは、「新しい技術への興味・関心が高い」ことが挙げられます。HTMLコーディングの領域は、新しいツールやサービスが増え続ける急速に進化するフィールドです。進化が早い環境で成功するためには、新しい技術を学ぶ意欲が必要です。

次に、「自主的な学習意欲がある」ことです。HTMLコーディングは、一度学んだだけで終わりではなく、常に新しい技術を吸収し続ける必要があります。つまり、自己啓発の精神と持続的な学習が重要となるわけです。

そして最後に、「コミュニケーション能力が高い」です。HTMLコーダーは、デザイナーや他のエンジニアと密接に連携し、プロジェクトを推進します。効果的なコミュニケーション能力は、他のチームメンバーとの良好な関係を築き、プロジェクトの成功に寄与します。

 

  1. HTMLコーダーに向いていない人の特徴

 

HTMLコーダーには向かない特徴も存在します。以下、主な特徴を2つ挙げてみましょう。

まず、「ITやパソコンへの苦手意識がある」人は、HTMLコーダーとしては向いていません。HTMLやCSSを使ってWebサイトを構築するためには、基本的なパソコンスキルが必要です。また、ITの知識がなければ、新しい技術を吸収し続けることも難しくなります。

次に、「成長意欲がない」人です。HTMLコーディングは、新しい技術の学習を常に求められる分野です。自己成長への意欲がないと、新しい技術が次々と登場する分野に対応するのが難しくなり、結果的に、自身が対応できる案件の数を減らす可能性があります。

 

  1. HTMLコーダーの年収が低い理由は将来性がないから?

HTMLコーダーの年収が低いとされる理由は、主に二つあります。一つは、ノーコードツールの急速な普及、もう一つは、給与水準の下降です。

ノーコードツールとは、具体的にはドラッグやドロップの操作だけでWebサイトやアプリを制作できるツールのことで、HTMLやCSSを書く必要がない状況が生まれています。ノーコード開発の普及でHTMLコーダーの役割が大きく変わりつつあります。

また、HTMLエンジニアの給与水準が下がっていることも、年収が低いとされる理由となっています。かつてはHTMLコーダーのスキルは希少性が高く、見合った給与が支払われていました。しかし、ノーコードツールの普及や、Webサイトやアプリ制作が誰でも可能となった現状では、HTMLの知識だけでは十分な評価を得られなくなっています。

 

  1. HTMLコーダーの年収をアップさせる方法①スキルアップして市場価値を高める

新たなスキルを持つことで、より多くのプロジェクトに参加し、多角的な視点で問題を解決できます。

より具体的にどのようなスキルが重要か、見ていきましょう。

  1. HTML以外の開発スキルを高める

HTMLコーダーとしてのスキルを深めることも重要ですが、HTML以外の開発スキルもまた同様に大切です。なぜなら、HTMLコーダーの業務はHTMLだけでなく、CSSやJavaScript、PHPなど他の開発言語、また、PhotoshopやIllustratorなどデザインツールの知識やスキルも求められるからです。左記のスキルを身に付けることで、担当できる業務の幅が広がり、市場価値が高まることでしょう。

さらに、開発プロジェクトの管理や連携を円滑にするためのツール、例えばSlackやGithub、Redmine、Backlogなどの使用経験や知識も大切です。使いこなせば、開発チームとのコミュニケーションやタスク管理がスムーズになり、より大きなプロジェクトにも参加できるようになるでしょう。

 

  1. 大規模開発や上流工程、マネジメントに関わる

まず、大規模な開発プロジェクトに参加して得られるメリットを考えてみましょう。大規模プロジェクトは、数千・数万ページなど一人のコーダーが把握する範囲を超えるため、必然的にチームでの開発となります。チーム環境では、他者と協働しながら作業を進める能力や、異なる視点から問題をとらえる能力など、技術力だけではなく、コミュニケーション力や柔軟性も高められます。能力を高め、年収アップだけでなく、より大きなプロジェクトへの参加や、新たな役職への昇進につながる可能性もあります。

次に、上流工程に関わることの重要性をご説明します。上流工程とは、プロジェクトの初期段階でおこなわれる要件定義や設計などの作業を指します。初期工程での作業は、プロジェクト全体の方向性を決定する重要な役割を果たします。上流工程に関わることで、全体の流れを理解し、自分の仕事がプロジェクト全体にどのように影響を与えるのかを把握できます。自身の技術力を高めるだけでなく、マネジメント能力にもつながります。

マネジメントは、チームやプロジェクトを統括し、適切に進行させる役割を果たします。マネジメント能力があるとは、リーダーシップを発揮し、メンバーを適切にサポートしながら、全体のスケジュール管理や品質管理をおこなうことができることです。管理能力を持つことで、より高いポジションに就くことが可能となり、年収も上昇するでしょう。

以上のように、大規模開発や上流工程、マネジメントに関わることは、HTMLコーダーの年収アップにつながるスキルを身につける有効な手段です。

 

  1. HTMLコーダーの年収をアップさせる方法②フリーランスとして活動する

 

年収を高めるためには、フリーランスとして活動する選択肢があります。フリーランスとは自営業者の一種であり、個々のプロジェクトに対して契約を結び、契約に基づいて報酬を受け取る形態を指します。年収アップのカギとなるのは、あなたの市場価値です。

市場価値は、あなたが提供できるサービスの需要と供給のバランスによって決まります。HTMLコーダーとしての技術力が高ければ、より高い報酬を得られる可能性があります。また、特定の分野に精通していたり、特殊なスキルを持っていると、特定分野での需要が高まり、報酬も上がる可能性があります。

市場価値を十分に高めることで、フリーランスとして独立できるでしょう。

 

  1. フリーランスとして働くメリット

 

フリーランスとして働くことには、さまざまなメリットがあります。

一つ目は、正社員と比較した場合、収入が高くなる可能性がある点です。フリーランスは、案件の契約料がほぼそのまま自身の収入となるため、効率的に稼ぐことができます。

二つ目のメリットは、自分のスキルや作業スタイルに合わせた働き方ができる点です。フリーランスの場合、自分の好きな時間に好きな場所で働くことが可能です。特に、コーディングはリモートワークでもおこないやすい作業の一つであり、自由な働き方が可能なフリーランスと相性がよいです。

三つ目のメリットは、案件を自由に選択できる点です。自分が興味を持つ業界や得意とする分野に特化した案件を選ぶことができます。

メリットを生かすことで、フリーランスとしての働き方は、多くの自由と可能性を秘めています。

ただし、メリットを享受するためには、自己管理能力や継続的なスキルアップが求められます。自由な働き方だからこそ、自己管理が難しくなりますし、高収入をえるためには常に技術のアップデートが必要となります。しかし、努力が報われるチャンスがフリーランスにはあります。

 

  1. フリーランスとして働くデメリット

一方で、フリーランスとして働くことにはデメリットも存在します。

一つが、上流工程の影響を直接受けやすい点です。HTMLコーダーの作業は、デザイナーのサイト設計が終わってから始まります。デザインの作成が遅れたり、予定が変更されたりすると、自分の作業計画も変更しなければならない場合があります。フリーランス特有のリスクであり、自己管理能力が求められます。

また、技術の進歩により、コーディング専門の仕事が減少している現状もあります。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のような、専門知識がなくても簡単にWebサイトの運営ができるツールの普及により、コーディングの専門性が求められなくなってきています。

コーディング自体のスキル価値が下がりつつある現状では、周辺知識やスキルの習得がキャリアアップには欠かせません。デメリットを理解し、対策を講じながらフリーランスとして働くことが、長期的なキャリア形成につながります。

 

  1. HTMLコーダーの年収をアップさせる方法③キャリアアップを目指す

 

HTMLコーダーの年収をアップさせる方法として、キャリアアップを目指すことが挙げられます。HTMLコーディングのスキルだけでなく、他のスキルを身につけることにより、より需要のある職種に進むことが可能になります。以下に、具体的な職種を挙げてみましょう。

 

  1. フロントエンドエンジニア

ユーザーが直接触れるWebサイトの見た目、つまりフロントエンドの開発を担当するエンジニアを指します。HTMLやCSSに加えてJavaScriptなど、より複雑なプログラム言語を扱うスキルが求められます。長短期的なビジネス成功に直結するユーザーエクスペリエンスを設計・実装する役割があるためです。

具体的には、レスポンシブWebデザインやユーザビリティの確保、高速なロード時間やセキュリティなどの要素を最初から組み込むことで、Web利用者の満足度を高める役割を果たします。

 

  1. UI/UXデザイナー

UI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイナーは、Webまたはアプリケーションのインターフェース設計で利用者の満足度を高める職種です。

具体的には、アプリやWebサイトの機能や情報をどのように配置し、どのような動きや反応を持つか設計し、使用感を高める役割を持ちます。異なるユーザーのニーズやユーザビリティを観察・分析し、改善策を提案します。こうしたエキスパートとなるには、コーディング能力以外にもユーザー調査や情報設計、プロトタイピングなどのスキル習得が求められます。

 

  1. Webデザイナー

Webデザイナーは、Webページやアプリのビジュアルデザインを担当します。美的センスだけでなく、利用者の行動を理解し、行動に合わせた使いやすいデザインを制作する能力が求められます。

具体的には、ブランディングやマーケティング戦略を理解し、戦略に沿ったデザインを提供します。また、Webアクセシビリティやレスポンシブデザインなど、Web特有の要素を考慮に入れるスキルも重要です。つまり、Webデザイナーとなるには美的センスだけでなく、テクニカルなスキルも磨く必要があります。

 

  1. Webディレクター

Webディレクターは、Webサイトの制作過程全体をマネージメントします。企画立案からデザイン、コーディング、テスト、公開後の運用まで、プロジェクト全体の流れを管理し、適切な人材を適切な場所に配置します。

全体を把握し適材適所に配置するには、自分自身が各領域の基本的な知識とスキルを持っている必要があります。さらに、広範囲にわたるタスクを効率的に進行させるためのプロジェクトマネージメント能力、他のメンバーと協力して目標を達成するためのチームマネージメント能力、また、クライアントとの交渉や調整能力なども重要です。