若くて転職は不利? 第二新卒を意識する企業が増えています

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若くて転職は不利? 第二新卒を意識する企業が増えています

今のキャリアで転職したいけど、やっぱり無理?

入社して日が浅いにもかかわらず、今の仕事に違和感を抱くことは少なくないようです。 大手転職サービス会社のアンケート(2014年)によると、新卒内定者の満足度は6割強だったそうですが、いざ入社すると不安や不満を感じる人も。 「新卒で今の会社に入ったが、やりたいことができていないと気が付いた」「今後のキャリアアップを考えると、転職するのがベストに思えてきた」「社会人歴2年しかないけど、転職しても大丈夫だろうか?」など、転職を考えているケースが多いと聞きます。

「第二新卒」の基礎知識

求人サイトや情報誌を見ると、募集条件に「第二新卒」と書かれているケースがあります。 「既卒」は学校を卒業したが就職していない人、「キャリア、経験者」は社会人経験、またその業界・職種に従事したことがある人を指しますが、「第二新卒」とは、どのような人のことをいうのでしょうか。 一般的に「第二新卒」は「学校を卒業し、数年間仕事に従事した後、転職する若い求職者」と定義されています。採用先では就職後、おおよそ1~3年程度の求職者を第二新卒と考えているところが多いようです。 厚生労働省の統計では、大卒で就職後、約30%の新卒入社者が3年以内に退職すると報告されています。 そのような背景を踏まえて、同省は2016年、新卒採用(正社員)の際、新卒に加えて第二新卒者や中退者を追加した企業を対象に、補助金を交付する制度を実施。 中小企業には助成金額の上乗せも検討されているとのことで、第二新卒の採用増加が期待できます。

企業は「第二新卒」に注目している

助成金は別にして、企業にとって「第二新卒を採用するメリット」にはどのようなものがあるのでしょうか。

第二新卒を採用するメリット

・社会人としての最低限のマナー、教育を受けているので、新卒者と比較すると採用後(入社後)の教育コストがかからない(低く抑えられる)。 ・キャリア採用に比べ考えが柔軟で、新しいことへの適応力がある。 ・即戦力として使える人材が獲得できる可能性がある。 ・キャリア採用に比べると「社風や制度に馴染みやすい」「指導を素直に取り入れる」「若いので機動力が期待できる」などがあげられます。

第二新卒を採用するデメリット

一方、デメリットといえば、やはり「自社に入っても、またすぐに辞めてしまうのではないか」という不安があることでしょう。これは完全に払拭できるものではありません。 このような企業側のメリット、デメリットを頭にいれておくことで、有効な転職対策をたてることができます。

Web業界の「第二新卒」採用事情

Web業界でも、「第二新卒」を積極的に採用しています。というのも、スマホアプリやゲームに参入する企業が増え、慢性的にスタッフが不足している傾向があるからです。「第二新卒」でweb業界に転職する場合、次のようなメリット、デメリットがあります。

Web業界「第二新卒」のメリット

・スキルや経験がある、即戦力になる人は給与を下げることなく、また条件によっては給与アップで採用される可能性がある。 ・未経験でもIT業界、Web関連の知識を勉強し、身につける努力を欠かさない人は採用のチャンスがある。 ・フレックス制度など、自分に合った働き方を選ぶことができる。 ・他業界に比較すると、求人が多い。

Web業界「第二新卒」のデメリット

・自分の能力と会社の要求するレベルが合致しないケースがある。 ・若手ということで、雑用なども少なくない。 ・自分のスキルに合わないハードな職場だと、また転職することになる。

第二新卒を求める企業へ確実にアプローチするには?

求人が多いとはいえ、第二新卒での転職は、必ずしもメリットばかりではありません。 しかし、ある程度社会人・業界経験を積んだことで、新卒では応募できなかった企業に対し、再度挑戦できるという点は見逃せません。 希望する企業が「第二新卒歓迎」かそうでないかは、外からは分かりにくいことも。ですから身近な転職エージェントに相談し、的確な情報を得ることをおすすめします。