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リヴァンプ 執行役員 DX事業部 SCM&ロジスティクス領域 安藤氏インタビュー

クライアントの経営層と直接対話し、最上流からDX化プロジェクトを成功に導いていく

経営・DX・投資という3つの事業領域を通し、クライアントの価値向上に貢献している株式会社リヴァンプ。2005年9月に、ファミリーマートの社長を担った経験を持つ澤田貴司氏や、ロッテホールディングスの代表である玉塚元一氏といったプロ経営者が創業した会社としても有名だ。

リヴァンプのDX事業では、10年以上も前から企業システムの内製化を目指し、テクノロジーによってクライアントを支援してきた。それは単なるシステム開発にとどまらず、業務プロセスの改善などにも貢献している。事実、数々の大手企業におけるDX化プロジェクトを成功に導いてきた。

リヴァンプのSCM&ロジスティクス領域では、クライアントの経営層と深く関わりながら、支援業務を手掛けているという。競合他社との差別化ポイントともいえる、そのようなアプローチができる理由とは?そして、支援の具体的な事例とは?――執行役員としてSCM&ロジスティクス領域を管掌し、多くのプロジェクトに携わってきた安藤大祐氏にお話を伺った。

【写真】 株式会社リヴァンプ 執行役員 DX事業部 SCM&ロジスティクス領域  安藤大祐氏

2006年、アバナード入社後、ITコンサルタントとして、流通・小売業のITグランドデザインや構築にプロジェクトリーダーとして従事。その後、2010年リヴァンプに入社。大手SPA企業のMD業務改革連動の一環でグローバルMDシステム構築など、10数社、10か国以上のシステム刷新案件にプロジェクト・マネージャーとして従事。

いち早く”アジャイル開発”に取り組み、大手企業からの支持を得る

まずはじめに、リヴァンプの事業概要について教えてください。

リヴァンプ・安藤氏:リヴァンプは経営・DX・投資の三本柱で事業を展開していますが、今回は私がマネジメントしているSCM&ロジスティクス領域の観点でご紹介していきます。

リヴァンプ自体は「企業を芯から元気にする」という理念のもと、長年クライアントの経営を支援してきました。トップダウンで経営を良くしていくことも大切ですが、経営層が変われば全てが良くなる訳ではありません。足腰も強くするという意味で、インパクトを与えるのがシステム開発です。ITという側面から業務改善に切り込むことで、経営に変革をもたらしています。

IT支援については、いつ頃から手掛けられていたのでしょうか。

リヴァンプ・安藤氏:私は2010年にリヴァンプに入社したのですが、当時はIT支援事業の規模は小さかったですね。しかし、当時からリヴァンプはコンサルティング会社として信頼も厚かったので、IT領域の引き合いもありました。特に「ITベンダーに満足できない」といった相談が、数多くありました。そこで、私たちはクライアントの基幹システムの内製化支援に取り組んでいったのです。

システムの安定稼働は大切ですが、一定のリスクを取って、スピード感を持って内製化を進めていくことを私たちは目指しました。特に、小売業の根幹であるSCMのシステム領域となると、ITベンダーは「テストが…、品質が…」といったコミュニケーションが多く、情報システム部もまた、リスクを取ってまでは動いてくれません。しかし、当時お世話になった小売業の情報システム部門と二人三脚でリスクを取り合う関係を構築し、今でいう”アジャイル開発”を当時から行っていました。その支援が大手小売メーカーにマッチし、その後、たくさんの大手企業からの依頼へとつながっていきました。

2010年当時は、IT支援は小規模だったと。

リヴァンプ・安藤氏:私が入社した当時は、プロジェクトでアサインされたITチームが5名ほどいるだけでした。現在はDXを支援するSCM&ロジスティクス領域で、80名ほどの社員がいます。

クライアントの経営層と関わり、最上流からプロジェクトを成功に導く

安藤さんはリヴァンプに入社する以前は、どのようなキャリアを歩んできたのでしょうか。

リヴァンプ・安藤氏:私はリヴァンプで4社目になります。1社目は、社員数100名弱の請負のシステム開発会社に就職しました。そこで技術を学び、上流を目指して転職しています。技術的なスキルを身につけていく中で、よりビジネスに影響を与える仕事をしてみたいと考え、2010年にリヴァンプに入社しました。

リヴァンプでは、13年ほど働かれていますね。

リヴァンプ・安藤氏:これまでは、だいたい1社に4年ほど在籍していると外でチャレンジしたいことが見つかり転職するといったパターンでした。しかし、リヴァンプではまだまだやりたいことがたくさんありますし、トップの湯浅(=リヴァンプ 代表取締役 社長執行役員CEO 湯浅智之氏)を含めた経営層が常に成長を続けているので、会社への限界を感じたことがありませんね。

先ほどDXを支援するSCM&ロジスティクス領域は80名ほどの体制だと伺いました。順調に組織と事業を拡大してきた理由の一つは、競合との優位性にあると思います。他社との違いを挙げるとすると、どのような点になりますか。

リヴァンプ・安藤氏:競合の多くはクライアント企業の情報システム部門とやり取りをしていますが、私たちは経営層から直接アサインされるケースが多いです。そのため、ITによる経営支援などにおいて、企業の経営層と対等にコミュニケーションを図ることができる点が優位性の一つになっていると思います。これはリヴァンプだからできることであり、そのような企業との関わりが持てるだけの実績を積み上げてきた証でもありますね。

しかしその一方で、ChatGPTのような生成AIの進化によって、単純な情報の整理・可視化するだけのコンサルワークであれば誰にでもできるような世界になっていくと思います。そうした中で、私たちがクライアントに対して、どのような価値を提供できるのかを考えていかなくてはなりません。経営のニーズと企業の課題を理解し、業務プロセスを引き算できるシステムを開発していく。結果を出すことと、スピード感を持って対応することのバランスは難しいですが、そうした業務をもっと広げていきたいですし、それらを学べる場がここにはあります。そのためにメンバーの意識改革や、技術支援にも注力をしているところです。

国内外で事業を展開する大手小売チェーンを支援

安藤さんは、どんな志向・マインドの方がリヴァンプにマッチする人材とお考えでしょうか。

リヴァンプ・安藤氏:実現したい、改善したいことを直接クライアントと意見交換しながら進めていくので、当社にマッチするのは「自分の仕事によってクライアントのビジネスを成功させたい」といった野心を持っている人ですね。システム開発においては「これをやっておいて」というようにざっくりとした依頼も多くありますが、「なぜこれをやるのか」、「これをやったらどうなるのか」と疑問を持ち、行動できる人もマッチすると思います。

クライアントと対話する機会も多々あるように思います。

リヴァンプ・安藤氏:そうですね。また、チームとしても通常なら戦略コンサルが業務要件を作り、上位SEが仕様を決め、その下でエンジニアが開発を進めるといった体制になりますが、当社は全てワンチームで対応しますし、当人の資質があれば、ワンマンで行うこともあります。基本的には、クライアントから生のフィードバックをもらいながら業務改善を進めていますね。

最近ではどのようなプロジェクトを手掛けているのでしょうか。具体例をお聞かせください。

リヴァンプ・安藤氏:手掛けているプロジェクトは数多いのですが、その中で一例をご紹介します。常時70,000点以上のアイテムを取り扱い、国内外あわせて約6,000店を展開する大手小売チェーンにおいて、業務プロセスの標準化を実現させるシステム開発を手掛けました。お声掛けいただいた当時は仕組みもバラバラで、小さな改善を無限に繰り返しているような状態。ITツールも統一されておらず、業務も属人的だったのです。

そこで業務プロセスを棚卸しして、サプライチェーンの仕組みを入れ替え、受注業務などの改善を進めていきました。クライアントの経営層と会話を重ねながら、軌道修正を行いつつ業務プロセスを入れ替えたのです。2018年からプロジェクトがスタートし、2021年に店舗の自動発注システムを入れ替え、調達業務を改善。同社はアジアや北米を中心に全世界へと積極的に出店していますが、現在は海外の店舗にも私たちが支援したシステムを展開しています。

「コンサルティング×業務×IT」の3つを掛け合わせた人材に

リヴァンプのSCM&ロジスティクス領域にジョインすると、どのようなスキルや経験を身につけることができるのでしょうか。

リヴァンプ・安藤氏:コンサルティング、業務、ITとスキルを分けたときに、「コンサルティング×IT」や「IT×業務」といったスキルを持った人材は多くいます。ただ、「コンサル×業務×IT」を掛け合わせた人材は数少ないため、この3つを兼ね備えると急に市場価値が上がります。このような「コンサルティング×業務×IT」のスキルを身につけられるチャンスが、当社にはあります。

裏を返すと3つのスキルがないと、推進できないプロジェクトが多くあるということです。もちろん、一人でできない場合はチームで対応しますので、徐々にスキルを磨いていくこともできます。また、先ほどもお伝えした通り、クライアントの経営層と直で話をしながら業務改善を進められるのも、他では経験できないことではないでしょうか。

リヴァンプの経営層と社員の関わりはいかがでしょうか。

リヴァンプ・安藤氏:当社の経営陣は様々なプロジェクトに関与していますので、一般社員であっても業務を通して彼らと関わっていくことができます。経営層も皆、現場を大切にしているんです。

プロジェクトを進めるにあたって、大切にしていることなどあれば教えてください。

リヴァンプ・安藤氏:「このプロジェクトを通して、クライアントも私たちも成長できるのか」といった観点を大切にしています。やはり、手応えを感じる案件に関わっていきたいですから。必要があれば、RFP(提案依頼書)の内容とは異なった提案をする場合もあります。

以前、ECサイトの再構築のためのRFPをいただいたのですが、そのECサイトを見ると欠品が多くありました。店頭とECサイトの在庫が共有されておらずサプライチェーンと在庫最適化に問題があると考え、「ECサイトの再構築でなく、サプライチェーンと在庫最適化を改善するのであれば依頼をお受けします」と伝えたケースもあります。売上や利益だけを追い求めるのではなく、自分たちの価値を発揮できる仕事かの見極めは大切にしていますね。

最後にどんな人と働いていきたいか。求める人物像を教えてください。

リヴァンプ・安藤氏:スキルに関しては後天的なものですし、興味があれば自分で勉強するでしょう。楽しければ自然と身についていくものですので、そこまで気にはしていません。それよりもいい仕事をして、相手も自分も幸せにしたいと真剣に考えられるか。目標から逆算して行動できるかといった部分を、私は重視しています。一言で表したら”当事者意識”ということかもしれませんが、そうした内面を見るようにしていますね。

私たちは、日本の名だたる企業を更に「芯から元気に」し、世界でも勝つ企業になってもらうための支援会社だと思って、日々の仕事をやっています。この大いなるチャレンジに共感していただける方は、ぜひ門を叩いていただければと思います。

【写真右】 株式会社アールストーン 代表取締役 吉岡誠司
【写真左】 株式会社アールストーン 事業企画・開発事業部 吉田朋南

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