アノニマスが世界を救う? ハッキング攻撃がついにイスラム国へ

世界的なハッカー集団がテロリストに宣戦布告?

11月13日(金)、フランスのパリで起きた同時多発テロ。フランス代表対ドイツ代表の国際親善試合が行われる競技場を始め、ロック・バンドが演奏していたコンサート会場、飲食店などに武装したテロリストが乱入し、銃と爆弾で130人の命を奪いました。 事件収束後、犯行声明を出したのは、過激なテロリスト集団「イスラム国」。武力によるテロ行為、誘拐・殺害を繰り返しており、日本人も彼らの犠牲になっています。 主犯格とされるアブデルハミド・アバウド容疑者は、フランス警察の急襲によって死亡しましたが、事件の全容は、まだ解明されていません。 世界中が怒りと哀しみに包まれるなか、果敢にもテロリストに宣戦布告をした者がいます。

アノニマスの基礎知識

「犯行を実行したと宣言しているイスラム国へサイバー攻撃をする」と発表したのは、世界的な、ハッカー集団「アノニマス」です。記憶に新しいところでは「KKK(クー・クラックス・クラン。アメリカの秘密結社、白人至上主義団体)」支持者約1000人を記した名簿の公表、ネットいじめで少女を自殺に追い込んだ主犯格とされる男の名前と住所をネット上に公開、インターネット規制に抗議し、オーストラリア政府にサイバー攻撃とデモなどの合法的な抗議活動を行うなど、世界を騒がせています。

アノニマスのの動きに世界が注目

アノニマスの行動はれっきとした犯罪なのですが、今回のテロ事件には憤りを感じている人も多いため、アノニマスへの応援も少なくないようです。 とはいうものの、「彼らが使用停止に追い込んだというイスラム国のツイッターアカウントが、実のところ無関係の人たちのものだった」「WWEの試合会場がテロに遭うという警告をしたが、結局何も起こらなかった」など、その言動には疑問符が付きまといます。 頑張ってほしいという気持ちもありますが、今後の活動は、多少生ぬるい目で見た方がいいかもしれません。