Webディレクターによくある裁量労働制 残業ってどう計算されるの?

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Webディレクターによくある裁量労働制 残業ってどう計算されるの?

ワークスタイルに応じて設定される制度

残業もなく、退社時間にきっちり帰れるケースはそれほど多くありません。どんな業種、業務であれ、突発的なトラブルなどで、残業を余儀なくされることはままあります。締め切りに追われるwebディレクターをはじめとするクリエイティブ職は特に顕著で、「定時に帰る日はほとんどない」といった話をよく聞きます。そのため「昨日午前暇だったのに、翌朝は定時に出勤」になるなど、不健康な生活が続くこともあるようです。 そのような状況に加え、「社会の構造変化、労働者の就業意識の変化などに対応した新たな働き方のルール」として採用されているのが、2000年(平成12年)4月に制定された「裁量労働制」です。これは業務形態によって、「専門業務型裁量労働制」「企画業務型裁量労働制」の2種類があります。

専門業務型裁量労働制

業務遂行方法や時間配分などを、労働者の裁量に委ねる必要性がある業務に適応している制度(主な職種は取材・編集、デザイナー、プロデューサー・ディレクター、公認会計士、弁護士、ゲーム用ソフトウェア開発、大学における教授研究ほか)

企画業務型裁量

労働制経営の中枢部門(事業運営上の重要な決定が行われる企業の本社など)において、企画・立案・調査・分析業務に従事する労働者が対象。

裁量労働制だと残業代がないって本当?

裁量労働制は「労働時間数にかかわらず、その日一定時間労働したものとみなす」制度です。簡単にいえば、1日1時間働いても、10時間働いても「一定時間」として認められます。業務進行ペースで労働時間を決められるのは大きなメリットですが、残業続きになった場合、いくら働いても「残業代がでないのでは?」という疑問も生じます。実際に「裁量労働制いなってから残業代がなくなった」といった声も耳にします。 しかし、裁量労働制では「労働時間の管理を労働者の裁量に委ねる制度」です。つまり早朝出勤や残業するかしないかは労働者が決めることで、会社が労働時間に関する指示や命令を出せば裁量労働制は無効となり、残業代の支払い義務が発生することになります。

転職では「裁量労働制」の内容をしっかり把握

勤務時間が不規則になりがちなwebディレクターにとって、「裁量労働制」は働きやすい環境が得られる制度だといえます。しかし、転職を考えている会社が裁量労働制を導入している場合は、残業代などの支払いを拒む手段として用いられていないか、しっかり調べておく必要があります。不審な点、疑問があれば、転職エージェントへ相談することをおすすめします。