「A/BテストをSaaSで提供」え、何のこと? SaaSとクラウドの関係を知ろう

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「A/BテストをSaaSで提供」え、何のこと? SaaSとクラウドの関係を知ろう

ITの世界には見慣れない、聞き慣れない言葉がいっぱい

ランディングページ最適化(LPO)の際、「A/Bテスト(split testing、ABスプリットテスト、スプリットランテストとも呼ばれる)」を行うことがあります。このテストはパターン(デザインやコンテンツなど)の異なる2つのWebページや広告を用意し、実際に利用、試行することで効果を比較するもの。どちらが良い結果をもたらすかを見極め、その結果を本番のページや広告に反映します。 「A/Bテスト」で有名なのは「Optimizely」と「Kaizen Platform」のツールでしょう。後者はA/Bテストを「SaaS」で提供していますが、Webサイト改善ツールを調べていると、この「SaaS」という単語をよく目にします。またLPOにかんする会話で「A/BテストをSaaSで」と言われることも多いのではないでしょうか。

「SaaS」と「クラウド」の意味は同じ?

LPOにおいて、「SaaS(サース、またはサーズと読む。Software as a serviceの略)」は欠かせないIT技術です。これはソフトウェア(主にアプリケーションソフト)を利用者側が導入するのではなく、提供者(プロバイダ)側のコンピュータで稼働。ユーザーがソフトの機能を必要な分だけ、インターネットなどのネットワーク経由で利用できる形態のこと。「Google docs」などもSaaSによって提供されています。 この技術は、近年普及が進んでいる「クラウド」サービスに似ています。というより、基本は同じ「インターネット経由で提供されるサービス」なのです。1990年後半、この方式で提供されるウェブメールやグループウェアなどのソフト、サービスを「ASP(Application Service Providerの略)」と呼んだことに始まり、これがパソコンにインストールすることなく、ブラウザ上で使用できる「SaaS」に進化。さらなる進歩により、ソフトのみならず、プラットフォーム機能をサービスとして提供、利用者が必要なソフトを構築・稼働できる「PaaS(Platform as a Service の略。パースまたはパーズ)」、情報システムの稼動に必要な機材やネットワークなどの基盤(インフラ)を、インターネット上のサービスとして提供する「IaaS(Infrastructure as a Service の略、イアース、アイアス、アイアース、イァース)」といったサービスも、クラウドによって提供されています。

Web業界で働くなら、幅広い知識が必要

「SaaS」普及の背景には、「Ajax(Asynchronous JavaScript + XMLの略)」の登場も影響しています。JavaScriptのHTTP通信機能を利用し、ブラウザとサーバーを自律的に通信させることにより、新しいページを表示することなく、現在の表示内容をストレスなく変更できるAjaxは、JavaScript の価値を大幅に向上しました。 Web業界で仕事をする場合、エンジニアでなくても、用語や技術など、クラウドについて知識をつけておくことが必要です。